マーゲサンクランティと、タルー族の新年マギのこと
ネパールの公暦ビクラム暦10月1日(西暦の1月半ば頃)は、マーゲサンクランティと呼ばれる日。
ネパール各地で山芋やティルコラッドゥ(胡麻おこし)、サカル(赤糖/ジャガリー)を食す慣習があります。
ネパールのおこしのこと↓
ネパールの粗糖・サカルのこと↓
寒いこの時期にこれらの物を食べ、身体を温め健康に過ごそう、という習わし。
近所にもたくさんの山芋が売られていました。熊の足みたいな自然薯は、きれいな紫色でした。
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そして、今日はネパール平野部タライ地方に住むタルー族にとっての新年「マギ」でもあります。
タルー族の正月料理、お米を蒸して作る「ディクリ」や「チチャル」は日本の郷土料理にもありそうで親近感がわきます。
白くて細長いのがディクリ↓
チチャル↓
タルー族の正月料理のこと↓
昨年・一昨年のこの時期訪れていたネパール極西部タルー族の村で、正月料理を準備する村人たちの様子↓
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筆者
ネパール特派員
春日山 紀子
2000年よりカトマンズ在住。
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