【練習船こじま(PL21)】3年ぶり第2の母港に帰ってきました
3年ぶりの海上保安大学校練習船"こじま(PL21)"
まぶしすぎる朝日を受け、ゴールデンゲートブリッジ、ベイブリッジを静かにくぐり、第2の母港サンフランシスコ港ピア30/32に近づいてきました。5月21日、朝8:30過ぎ無事接岸しました。
2週間の航海実習を終えた実習生たちの敬礼姿をご覧ください。
穏やかでも揺れているデッキ、それでも微動だにしない実習生たちの敬礼は、背筋が伸び清々しく、そして凛々しい。
広島〜サンフランシスコ〜ホノルル-シンガポールと、3ヵ月にわたる遠洋航海実習の最初の寄港地。この春卒業したばかりの海上保安庁のトップエリートさんたちを養成することがこの航海実習の目的です。昨日はドレイク湾で日米合同の訓練を行い、今日から束の間の休日を過ごすのだそうです。
聞けば、昨年はCovid-19で船から降りられなかったそうです。世界一周遠洋航海は叶わずとも今年は船から降りられ、各自2日ほどの休日があるとか。よかったですね。
実習生や乗組員のお留守を預かっている皆さん、全員元気にサンフランシスコに到着しましたよ!
海上保安大学校(Japan Coast Guard Academy)学校案内サイト
練習船こじま施設(船)サイト
お出迎えは、在サンフランシスコ総領事館、日米会、慈恵会......主席領事が「船の色に合わせブルーのシャツを着てきましたが、(オフホワイトのスーツを)いつもこうではありません」と和む言葉と全員を労ってくださいました。そして実習生を代表し金子さんがお礼の言葉を述べて、よさこいのパフォーマンスがあったり、最後は接岸作業に携わった港湾関係者の方も含め全員で記念写真。このとき、「帽子を少し浅くかぶって顔が見えるように」と先輩からアドバイスがあり、慌ててかぶり直す一幕もありました。まだこういった場面に慣れていない初々しさが垣間見られました(微笑)。セレモニー後実習生の皆さんは船に戻ったのですが、緊張が解け安心したのか、ちょっぴりふざけてる様子もチラリ
*あとでわかったのですが、まずPCR検査で陰性が証明された18日から乗船、その後2週間日本沿岸を航行の無菌化航海で、全員の陰性確認をしてから5月6日に外洋へ進路をとった......つまり1ヵ月洋上生活だったってこと!
ホノルルに向けての出港は水曜日。それまでこじまもひと休み。
皆さん長旅、本当お疲れ様でした
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さて、ヨットで西宮に向かっている堀江さん......イマココ!
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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