夏休み自由研究にお役立ち!マニアも集まるレトロ路面電車vsビンテージバス
お天気は下り坂、6月のストーム(嵐)なんて言ってるくらい、どんよりした土曜日。
サンフランシスコの子供たちには夏休み最初の週末となりました。そんな週末サンフランシスコ市営交通局が、中心となって、『MUNIヘリテージディー(参考サイト)』を開催。鉄道博物館(SF Railway Museum)前に古い車両を用意し、乗車体験などをを行いました。電車大好きな子供から大人まで、一眼レフのすごいカメラでレアな車両の写真を撮ったり、マニアにはたまらない1日でした。
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映画にも登場するビンテージ現役車両達が勢揃い
1975年製造のmuniバス。ニックネーム"フライヤー(Flyer)"オレンジとポイントの赤色がmuniバスのアイコン的カラーで、この色合いのバスは、サンセットと呼ばれる事もあります。ドアの脇に料金が記載されていました大人$1.25(今3ドル) シニア(Senior Citizen)35セント(今$1.35)
1956年製造、"マック(The Mack)"の運転席。この年、日本が国際連合に加盟した年。
もはや戦後ではないと言われた年ですね。
時代は遡り、1896年"ディンキー(Dinky)"この頃のサンフランシスコは、ビクトリアンハウスが人気でした。フルハウスの家もこの頃にできています。
ストリートカー栄ある第一号。1912年製造、御年110歳。まだ現役で走っています。日本は明治から大正に変わった年で、まだゴールデンゲートブリッジができる前の事です。
ミュージアム前には、古い時刻表や会報誌、関連書籍、行き先掲示板(筒状シート状でクルクル回して行き先を表示していた)の一部なども販売。今は全て電光掲示板になっちゃって味気なくなりましたが、マニアにはたまらないグッズです。
グリーンの車両は、オーストラリア・メルボルン(1946年)、ブルーはスイス・チューリッヒ(1952年)。それぞれの町では、走っているのでしょうか?全く別の都市のストリートかーがすれ違うのはサンフランシスコらしい風景かもしれません。車内はその国の言語で表示されています。これらレトロ車両は、映画などの撮影にも使われる事があるので、電車のシーン、実はサンフランシスコだったりもあるんです。外国の車両といえば、まだ一回も見た事ありませんが、神戸・広島で走っていた市電もあります。これは是非乗車してみたいですね。
⇧ 興奮しながら写真撮っていたら、「電車好きそうだね。ギフトショップでこれ買うといいよ」って教えてもらったガイドブック($14.95) 最後のページにはその車両に乗った日付が書き込めるようになっていました。今私の通勤用パックに入ってます、ほんの1時間くらいで私もすっかり電車オタクの仲間入り(笑笑)
夏休み、サンフランシスコに遊びにいらした際、ケーブルカーもそうですが、このレトロなストリートカーも移動手段として大いに活用できます。ちょっと覚えておくといいですね。
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パンデミック前ですが、電車大好きな小学生が、夏休みの自由研究で電車について調べてみたいと言うのでケーブルカーミュージアムを教えてあげた思い出があります。どんな研究結果だったのかなぁ?
【San Francisco Railway Museum】
住所:77 Steuart ST San Francisco,
オープン時間:木〜土 12:00〜16:00
休館日:月〜水・日曜日
URL:https://www.streetcar.org/museum/
合わせてチェック
【San Francisco Cable Car Museum】
住所:1201 Mason ST San Francisco, CA
オープン時間:火〜木10:00〜16:00 金〜日10:00〜17:00
休館日:月曜日
URL:http://www.cablecarmuseum.org
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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