八代亜紀さんがパリ日本文化会館でコンサート、舟唄などフランスの観客を魅了

公開日 : 2022年10月24日
最終更新 :
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10月21日と22日にパリ日本文化会館で歌手の八代亜紀さんによるコンサートが行われました。コロナ禍で日仏の往来が制限されていたこともあり、ここ数年は日本の著名人がフランスでイベントを行うことは少なかったのですが、以前のように戻ってきたことがとても嬉しく思います。

私は21日に行ってきましたので様子をお伝えします。

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幕が開け八代さんが登場すると、まず『雨の慕情』から始まり、MCを挟みつつ7曲を披露。前半は振袖でのお姿でした。八代さんは今年で歌手デビューしてから52年。八代さんの年齢で振袖がここまで似合う人はいないのではないでしょうか。チャーミングなお人柄が舞台を通して客席に伝わっていました。

前半最後には、フランスのロックスターであるカロジェロがゲストとして登壇。カロジェロの曲『Le portrait』を八代さんとカロジェロの二人で日本語とフランス語で歌い分けてコラボレーションしました。

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▲カルジェロ(左)と挨拶をする八代さん

休憩を挟んで、後半は洋装での登場。シルヴィ・バルタンの『アイドルを探せ』の日本語カバーや「ぜひ歌いたかった」という『山谷ブルース』、そして八代さん自身の原点だというジャズからは『FLY ME TO THE MOON』や『SING SING SING』、マーティーフリードマンが八代さんに楽曲提供した『MU-JO』などを歌い上げました。

最後は『舟唄』で締めると客席はスタンディングオベーションに。アンコールではアカペラで『舟唄』のサビを歌い上げて歓声に応えると、演歌歌手としての日本のエンターテイナーぶりを存分に発揮していました。

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【前半楽曲】

- 雨の慕情

- なみだ恋

- 愛の終着駅

- おんな港町

- もう一度逢いたい

- 居酒屋「昭和」

- Le portrait

【後半楽曲】

- アイドルを探せ

- 陸の船乗り

- 山谷ブルース

- FLY ME TO THE MOON

- SING SING SING

- MU-JO

- 故郷へ...

- 哀歌

- 舟唄

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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