スペインのクリスマス気分は12月の連休からスタート
スペイン中がお祭り気分になるクリスマスですが、スペインのクリスマスは2週間続くとご存じでしたか? クリスマスイブの12月24日からカトリック教会の公現祭1月6日までがクリスマス期間なのです。そう、年が明けてもクリスマス♪
でも、お祭り気分はその前から始まります。それが12月はじめの連休です。
12月6日は憲法記念日、12月8日はカトリック教会の無原罪の御宿りの日で、どちらもスペイン全土で祝日になっています。
スペインの習慣で日曜日と祝日、もしくは祝日と祝日の間が1、2日の場合は、間の平日を休日にして連休にすることがあります。12月は6日も8日も祝日なので、たいていは連休になります。
が、息子に聞いてみたところ、今年はカレンダーの関係で12月3日(土)から6日(火)が4連休になり、7日(水)は登校、8日(木)はお休み、9日(金)は登校となるそうです。23日から17日間のクリスマス休暇があるとうのに!! スペインの学校は本当に休みが多いです(※今年の12月の連休をどう組むかは学校や自治体によって異なります)。
ちなみにこういった連休はスペイン語でプエンテと呼ばれています。もともとの意味は“橋”で、休日と休日に橋をかけて間の平日を休みにするという意味で使われています。
昔はこの連休の間にクリスマスの飾り付けをしたそうですが、今はどこも早まっています。バレンシア市では今年は例年より少し遅く、12月2日の19:00に市役所広場に設置される高さ20mのツリーの点灯式があります。広場の仮設スケートリンクや回転木馬は既に11月末にスタートしたので、ツリー点灯後は1月6日までの間、広場一帯がクリスマスムードに包まれます(写真は昨年のものです)。バレンシアのクリスマススポットの様子は、例年のようにここで紹介する予定なので、どうぞお楽しみに!!
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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