【ドイツ】レーゲンスブルク、大聖堂の宝物館

公開日 : 2023年06月29日
最終更新 :

レーゲンスブルクにはたくさんの博物館がありますが、わざわざこの宝物館に出かける人は少ないかも、と私は個人的に思っていましたが、実は結構穴場だったりするかもしれません。時間をたくさん使う必要はなく、規模も小さいのでさらっとサクッと見れば良いのですが、ポイントをここでご紹介します。

宝物館の入り口
宝物館の入り口

まずはアクセス。旧市街内にある3大観光スポットの一つである大聖堂の内部から、または大聖堂のすぐ北にあるビショッフホーフの中庭からと双方向からアクセス可能です。
上の写真で見ると、右側の奥に入っていくと、大聖堂の内部に出ます。写真撮影時背中側になる部分には、ビショッフホーフ側の入口になります。

大聖堂の内部から宝物館に行く場合は、祭壇に向かって左手前、吊り型式パイプオルガンの左下にある出口から向かいます。
ビショッフホーフ側から行く場合は下の写真のように、中庭に入り、写真でいう右奥に入り口があります。

宝物館という名前ですが、教会の大きなミサなどで実際に使うものも、展示されています。例えば、かつて元教皇ベネディクト16世も使ったという金の杯もあります。

暗い室内に、重厚な趣のある展示物。見るだけではその価値は、十分には分からないかもしれませんが、無料でダウンロードできるアプリがあるので、訪問前に、携帯にダウンロードしておくことをお勧めします。
規模は小さいのですが、天井の造りをはじめとする、建築物そのものも、十分以上に楽しめます。私にとっては、この建築物としての美しさが、非常に大きなインパクトを与えました。

展示物も、普通に想像する宝物にとどまらず、大聖堂建築における結果的に不採用となった計画、かつて大聖堂内がカラフルだった時代の内部の様子(例えば犬がいたり、言い合いをしている人がいたりする)を描いた絵画だとか、石工さんのサインにあたる印のバリエーションだとか、いろいろな興味深い展示もあります。

展示物のみでなく、建物そのものも非常に魅力的。

誰もが必ず立ち寄る大聖堂。それなら、宝物館も併せていかがですか。
(レーゲンスブルクにある博物館の中で、唯一月曜日も空いています!)

博物館名
大聖堂宝物館 Domschatzmuseum
住所
Kreutermarkt 3
開館時間
月〜土曜日 11〜17時、日曜、祝日 12〜17時
入館料
3ユーロ、割引料金1.5ユーロ
無料アプリ
https://apps.apple.com/de/app/domschatzmuseum-regensburg/id1565145312

ちなみに、レーゲンスブルクで宝物館といえば、ここ大聖堂のものと、トゥルン・ウント・タクシスのお城のものとがあります。

後者は規模が大きく、時間にゆとりがないとしっかり見ることができません。お城のガイド付きツアーに興味がある方は、特に家族チケットをご利用の場合は、行きやすい博物館です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。