
ドイツで唯一のゴルフ博物館はここレーゲンスブルクにある
ゴルフ博物館なんて特殊な博物館、誰が入るのだろう?と密かに思っていた私ですが、なんとヨーロッパでもたった12箇所しか「ゴルフ博物館」がないと聞いた時、しかもドイツにはここ1箇所のみ、と聞いた時、急に興味が湧いてきました。
そして12世紀の地下にその博物館があると知ったときは、もう行くしかない!

この博物館は気をつけて見ても看板が辛うじて目に入る程度ですが、実はオーナーのペーター・イスラム氏は骨董品を仕入れるのが本職。そしてその骨董品店の陰で、趣味が昂じて溜まりに溜まった個人所有のものを「博物館」の形にまとめ上げたというのです。
自らゴルフの歴史に非常に詳しく、家族を巻き込んでのゴルフファン。
博物館への入口は、少し分かりにくいのですが、看板を頼りに進んでください。骨董品のお店の中に入っていく感じですが、急な階段や段差が多いので足元に気をつけください。

館内には昔のゴルフウェアやクラブ、ボールなどが並ぶ他、ゴルフをしている人たちを描いた絵画など、所狭しと並んでいます。短いビデオでも当時の様子を見ることができます。ゴルフ大ファンの方にはちょっとした雑学として興味深いことと思います。オーナーのイスラム氏にお願いすれば、時間の許す限り館内を案内してもらえます。

12世紀、ロマネスクの地下が残る、ということですが、丸いアーチ型の天井はそのまま剥き出しになっていて、博物館のショーケースなどの設置も、壁を破損しないように工夫が見受けられます。

- 博物館名
- ゴルフ博物館(Golf Museum)
- 住所
- Tändlergasse 3
- 入館料
- 7ユーロ
- 開館時間
- 月〜土曜日 10〜18時
- 公式ホームページ
- http://www.golfmuseum.de

筆者
レーゲンスブルク特派員
吉村 美佳
バックパッカー歴11年で約25カ国訪問。2002年12月よりドイツ。レーゲンスブルク公認現地ガイド。
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