イタリアローマ郊外アルバーノ・ラツィアーレで春のチョコレート祭り

ローマから電車で約1時間のことろにあるアルバーノ・ラツィアーレ（Albano Laziale) 市で先日3月10日~12日までチョコレートの祭りが開かれました。
今回がこのイベントの1回目でしたが、連日ローマ市内などから多くの人が訪れました。

初めてということもあり小規模での開催とはなりましたが、22の店舗が出店し大盛況でした。

イタリアに来て驚いたことの一つは、イタリア人がかなりのスイーツ好きだということです。
朝ご飯は基本甘いで、多くの家庭でヌテッラ(Nutella)が常備されています。
子供も大人もチョコレートに対して大きな情熱を持っています。
そのため、このイベントは多くの人の興味のを惹きつけ、多くの人が普段目にしない上質なチョコレートを購入していました。

近年の不況などでかつてのイベントが中止になるなど文化継承の危機に見舞われているイタリアですが、財源を確保するために新たにイベントを企画し開催する地域も増えています。
人気のチョコレートやワイン、ビール、音楽などの催しを開催し、地域外の人を呼び込み、地域を活性化していく地域・自治体が増えています。
住んでいる人も自分の活気付くだけでなく、商売が繁盛したり、町が修繕されたりとうれしく感じているひとも少なくありません。

普段よりも町が人で賑わう様子を目にし、実際に筆者も大変喜ばしく感じます。


イタリアの町が今後より笑顔で満ち溢れますように！