中国・西安咸陽国際空港から西安市内への行き方レポ［直行バス・地下鉄・タクシー］

「西安咸陽国際空港」は西安市の隣の咸陽（咸阳/シェンヤン）市にあります。西安市内までは空港リムジンバスや、地下鉄、タクシーで行くことが可能です。時間は行き先によって異なりだいたい50分〜1時間半ほどかかります。

私は空港リムジンバスで移動することにしたので、案内看板に従ってバス乗り場を探すことに。

空港に到着したら、まず出口を出て、隣のビルに移動します。私が利用した国内線T3（ターミナル3）の場合は、空港リムジンバスとタクシーの場合は「314番出口」から出るように案内看板がありました。

ターミナルビルに入ると、空港リムジンバス、タクシー、長距離バスを案内する矢印がありました。

空港リムジンバスのチケット売り場はこちら。「机场巴士售票处（Airport Bus Tickets）」と書かれています。

バスの行き先は、上から
・机场-西安高铁站（文景路口）-凤城七路/文景路口-驼鸟王大厦-火车站陇海大酒店
・机场-城西客运站-西稍门十字-钟楼-南稍门西安宾馆
・机场-西窑头（地铁5号线）-外事学院北校区（科技西路和鱼化三路）-丈八北路站（地铁3号线）-高新志诚丽柏酒店
となっていました。

チケット売場で、行先（私の場合は「钟楼（鐘楼）」）を伝えると、WeChat（Lineのような中国のメッセージアプリ）で購入するように案内されました。係員に提示されたQRコードを読み取り、公式アカウントからチケットを購入。西安市内行きは、行き先に関わらず25元でした。
この場合の購入にはWechat Payでの支払いが必要でした。出来ない場合は、その旨を係員に伝えると良いと思います。

ちなみにこちらのチケット自動販売機では、中国の身分証カードが必要で、外国人は購入できませんでした。

チケットを購入したら、待合室に移動します。

前に行き先が書いてありますが、その辺りのベンチに座るわけではなく、皆適当に座っていました。

発車時間は30-40分に1便というふうになっていましたが、乗客がある程度集まると発車するようです。それほど待たずに「钟楼」に行くバスがコールされましたので、改札して乗り込みます。大きな荷物は日本と同じくバスの下の荷物入れに運転手さんが入れてくれて、引換券をくれました。

私の場合は、乗車してからだいたい60分くらいで「钟楼」に着いたと思います。バス乗り場の行き先案内通りに停車したので、「钟楼（ジョンロウ）」の場合は3つめの停留所で降りることを間違えなければ、中国語が上手く聞き取れなくても大丈夫だと思いました。

地下鉄で、空港から西安市内に移動する場合の例です。
・西安北駅まで
　　机场西站→西安北站（47分・7元）
・鐘楼駅まで
　　机场西站→西安北站（乗り換え）→钟楼站（1時間14分・8元）
・大唐不夜城まで
　　机场西站→西安北站（乗り換え）→大雁塔站（1時間41分・9元）

中国の地下鉄では、改札前にX線の荷物検査があります。空港のような上着を脱いでの検査は不要ですが、液体の入ったペットボトルや水筒は、カバンから取り出してみせるように、係員に言われる場合があります。

タクシーで空港から西安市内まで移動した時の時間と値段の目安です。
・西安北駅まで---約26分・約70元
・鐘楼駅まで---約57分・約70元
・大唐不夜城まで---約56分・約70元

中国語に不安がある場合、具体的な行き先（ホテル名など）や住所を大きな文字で紙に書いて、タクシーの運転手に見せて確認してもらうと、間違いを防ぐのに役立つと思います。

西安は、空港からの移動手段に選択肢がいくつかあるので、便利だと思います！楽しい旅になりますように！