【イケメンハンター】下弦の月の引力、そしてウミガメの大産卵(紳士系イケメン)
サン・ホセから、ローカルバスに揺られて6時間。
オスティオナルという海沿いの町にやってきました。
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実は先日コスタリカで、M7.6の地震があり、浜辺はこんな状態に…。幸いそこまで大きな被害はなかったのですが、地割れがすごいです。
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さて、この小さな町にやってきたのは、ウミガメの産卵を見るため。
この時期になると、何万頭ものカメが浜辺にやってきて、“アリバダ”と呼ばれる大産卵を見ることが出来るというのです。
下弦の月の数日前から、オスティオナルに行き、大産卵を待つことに。
さっそく浜辺に行ってみると…
いました!!!
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産卵中のウミガメが。
海からのそのそとやってきて、両足で器用に穴を掘って、静かに産卵をします。
![まるでピンポン玉のようなカメの卵。](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3003000/3002359/20230508_134734_71561849_w1920.jpg)
ウミガメは産卵をするときに、溜まった塩分を体外に出すため、海水を目から出すんですが、それがまるで涙を流しているように見えるんです。
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その姿を見たときに、なんだかとても神聖なもののように思いました。
しかし、ウミガメの天敵は多く、産卵中に鳥に襲われ、命を落とすウミガメも多いそう。
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犬などに掘り起こされた卵もたくさんありました。
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また、地元民のみ36時間以内なら、ウミガメの卵を採ってもいいという決まりもあるんです。
![このウミガメの卵が地元の人たちの大切な収入源。](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3003000/3002359/20230508_134855_c1326f8d_w1920.jpg)
![](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3003000/3002359/20230508_134909_92f8280a_w1920.jpg)
町中では、カメの卵にサルサを入れた飲み物が人気のメニューとしてありました。
![不思議なことにウミガメの卵の黄身は、火を通しても固まらず、ジャリジャリとした食感になるそう。](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3003000/3002359/20230508_134927_b8b4b9b0_w1920.jpg)
そして、待ちに待った下弦の月。
これに合わせて、カメ達が浜辺へやってきました。
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まるで日が暮れるのを待っていたかのように、次々と姿を現します。
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![中には波に揺られてひっくり返ってしまうカメや](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3003000/3002359/20230508_135025_bc22e485_w1920.jpg)
![木に引っ掛かってしまうカメも…(笑)](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3003000/3002359/20230508_135037_7c670248_w1920.jpg)
地元の人に助けられながらも、ウミガメ達は順調に産卵をして、海へ帰っていきます。
そして、気づけば一面カメだらけ!!
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歩く隙間もなく、カメ同士が渋滞を起こしていました。
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この光景、すごいですよね。
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なぜ下弦の月なのか。なぜこの場所に集まってくるのか…。
こんなにも生命の不思議を感じたことはありませんでした。
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コスタリカ〈紳士系イケメン〉
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- 名前
- ヘンリー
- 年齢
- 22歳
- 既婚or独身
- 恋人あり
- 国籍
- コスタリカ
- お仕事
- 会社員
- お気に入りスポット
- モンテベルデ国立公園
今回紹介するイケメンはなんと!22歳にして、2歳の子供を持つヘンリーさん。幼馴染の女性との交際を経て、18歳で結婚したんですって。「きっと彼女と結ばれることは子供のころから決まっていたんだよ」なんて言うアツアツっぷり。とっても優しい雰囲気のヘンリーさん。奥さんと子供を愛する優しいお父さんの顔でした。
コスタリカ編も今回のブログでラスト。コスタリカは観光客も多いせいか、中南米ではめずらしく英語を話せる人が多く、とてもフレンドリーでした。色々な人種が交ざっていて、“欧米人かな?”と思う人がコスタリカ人だったりしました。
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10159/20230411_134401_ad8dacad_w320.jpg)
筆者
編集者・トラベルライター
窪咲子
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