
ポルトガルでオシャレかわいいオススメ土産8選
ポルトガルは物価の高いヨーロッパにありながら、すてきなレストランでおいしい料理を気軽に食べたり、場合によっては宿泊費や交通費を安めに抑えるなど、比較的お財布にやさしい値段で観光できます。
旅の思い出や贈り物にピッタリの土産も、カラフルな町並み同様、オシャレでかわいいものが豊富に揃っています。首都のリスボンやほかの観光地、帰国間際の空港などで入手できる、お手頃価格のアイテムを8点紹介します。
1.コルクの絵ハガキ
旅土産の定番、現地の風景写真やイラストが描かれた絵ハガキは、その種類の多さと求めやすさから、つい何枚でも買いたくなってしまいます。ポルトガルのハガキでユニークな点は、同国の特産品のひとつで、世界の生産量の半分をも担う、コルク製のものがあることです。

どこの土産店にもたいてい置かれているこれらハガキの平均価格は、普通タイプが€0.5、コルク製が€1です。店によっては日本まで送れる国際郵便用の切手を売っているところもあり、便利です。実際に同じ店からハガキと切手を購入し送ってみたところ、1ヵ月以上かかりましたが(投函はホテルにお願いしたので、長らく出し忘れられていた可能性もあります……)無事届きました。
2.華やかなデザインが魅力、魚介の缶詰
海の幸が豊富なポルトガルでは、新鮮な魚介類を伝統的な手法でオリーブオイルなどに漬け込んだ、シーフードの缶詰もまた名産です。
の缶詰ディスプレイ](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3003000/3002416/20230511_060854_627e8d3b_w1920.jpg)
特筆すべきはそのパッケージ。色とりどりの華麗なデザインが印刷されたそれは、もはや芸術品の範疇!

「ロハ・ダス・コンサーヴァス(Loja das Conservas)」には、試食コーナーや缶と中身を別々に組み合わせることができる、ユニークなサービスがあります。ジャケ買いならぬ、パケ(パッケージ)買いしてみては!?

リスボン空港にもMundo Fantástico da Sardinha Portuguesaという立派な店があるので、買い忘れても心配ありません。
ロハ・ダス・コンサーヴァス(**Loja das Conservas**)
- 住所
- Rua do Arsenal, 130 Baixa 1100-039 Lisboa
- 最寄駅
- 電車Cais do Sodré駅など
3.伝統タイルのアズレージョ
幾何学模様と青色が特徴的な「アズレージョ(azulejos)」は、ポルトガルの伝統的なスタイルのタイルです。店の看板、標識、住居の壁、家番号、広告など、ポルトガル滞在中は、あらゆるところで目にすることになります。

そんな汎用性のあるタイルは土産にも人気で、トートバッグ、食器、布巾など、アズレージョ柄のアイテムがあふれています。青以外の色味など、お気に入りの柄を探すのも楽しいです。

また、自分でアルファベットのタイルを選んで、表札などを作ることができる店もあります。
4.サッカー強豪国で買うFC、スポーツグッズ
サッカー大国のひとつに数えられているポルトガルには強豪フットボール・クラブ(FC)が複数あり、それぞれ高いレベルを誇ります。

なかでも、「スポルティング(Sporting Clube de Portugal)」は5度のW杯出場を果たしたポルトガル・サッカー界の英雄、クリスティアーノ・ロナウド選手を輩出したチームとして知られています。

5.地元スーパーをフル活用、バラマキ菓子
伝統菓子のエッグタルト、パステル・デ・ナタは言うにおよばず、ポルトガルはお菓子天国としても名を馳せています。エリアによってはレストランよりも、スイーツがショーウィンドウにたくさん並んだ喫茶店の方が多いこともあり、それもかなり夜遅くまで営業していることに驚きます。

できたてや、店内の雰囲気を感じながらいただく菓子は至福ですが、手軽に現地の味を試してみるなら、常温で日持ちのするスーパーのビスケット類はパッケージもかわいく、バラマキ土産にもピッタリです。
6.幸運をもたらす雄鶏の置物ガロ
ポルトガルのシンボルともいえる「ガロ(Galo)」は、黒字に派手なドット柄やハート、花模様が目立つ雄鶏(ガロ)の置物です。

バルセロスという北部の町で生まれた伝説に基づき、正義や誠実さ、名誉といった道徳的なことを表すなど諸説ありますが、現代においては奇跡や幸運をもたらすラッキーアイテムとして、人々に親しまれています。

黒だけでなくほかの色もあり、爪ようじ入れにもなるタイプや極小サイズのものもあるので、荷物にもならず経済的で、記念にひとつ買っておいて損はない気がします。
7.定番アイテムのオシャレご当地Tシャツ
ハガキ同様、旅行に行く先々でご当地Tシャツを買い求めてしまう、という方も多いのではないでしょうか。定番であるがゆえ、できればオリジナリティあふれる逸品を手に入れたいもの。

モダンでオシャレな店構えの「ディキャンパー・ストア(Decamper Store)」には、チンチン電車やイワシといった、ポルトガルのアイコンを地名とたくみに組み合わせたものが置かれています。都市名がガッツリ書かれたタイプ、さりげなくシンプルなものなど、お気に入りの1枚を探してみてください。
ディキャンパー・ストア(**Decamper Store PORTUGUESE ARTISAN STORE**)
- 住所
- Rua do Arsenal N° 68 1100-040 Lisboa
- 最寄駅
- 地下鉄Alameda駅など
8.お茶文化を開花させた、ポルトガル発のお茶
紅茶といえば、もっぱらイギリスのイメージが定着した現代ですが、アフタヌーンティーなど、陶器の茶器を使って軽い食事もする喫茶文化は、実はひとりのポルトガル人女性、キャサリン王女によってもたらされたものでした。

そのためか、土産店によってはポルトガル・ブランドの缶入り茶が予想外に取り揃えられており、たいてい€10以下で購入できます。

ポルトガル銘菓のパステル・デ・ナタをイメージした、カスタード・タルトなどの珍しいフレーバーがあり、迷いますが案外パッション・フルーツとジンジャーの中国ブレンドなども香り高くオススメです。
食事がおいしく温暖な気候、さらには手頃な価格でオシャレかわいい土産を思う存分買えるポルトガルは、日本人好みでお得な観光先ではないでしょうか。思い出となる品や、人によろこばれるプレゼントが見つかることを願っています。

筆者
イギリス特派員
パーリーメイ
2017年よりロンドン南部で家族と暮らしています。郊外ならではのコスパのよいレストラン、貴族の邸宅、城めぐり、海沿い情報などが得意です。
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