サンフランシスコの気候と季節ごとの服装
サンフランシスコの気候
サンフランシスコは「夏は涼しく(夜は寒く)、冬は暖かい」。サンフランシスコの象徴ともいえる霧は朝夕に発生する。この霧により、カリフォルニアのどの都市よりも季節ごとの気温差が少なく、いつ訪れても快適に過ごせる。雨のシーズンは11月~3月。降雨量は概して少ないが、冬場の滞在なら雨具を準備しておこう。夏季は呼応うがほとんどない。ただし、異常気象の影響はある。
サンフランシスコと東京の気温、推移グラフ
サンフランシスコやロサンゼルスなどの北米大陸西海岸は、地中海性気候(内陸部は砂漠気候)に属している。
三方を海に囲まれているサンフランシスコは、カリフォルニア海流の影響により、1年を通じて気温の変化が少なく、夏(7・8月)の平均最高気温が20℃と低く、乾燥し風も強い。11月~4月初旬は雨が多く、平均最低気温は10度前後、雪が降ることはないに等しい。5~10月が乾燥していて過ごしやすいシーズン。ただし、サンフランシスコ特有の夏の切りにより、日中でも肌寒く感じる。特にフィッシャーマンズワーフなどの海沿いは、強い風に注意。
夏の乾燥に注意
空気の乾燥で汗がみるみるうちに渇き、汗をかいた実感がない。そのため脱水っ症状に陥ることもある。水のペットボトルを持ち歩くなど、水分の補給を忘れずに。
華氏・摂氏対比表
アメリカでは気温や体温を摂氏(℃)ではなく華氏(°F)で表示するのが一般的。32°Fは0℃と覚えておくとよい。
摂氏(℃) | -17.7 | -20 | -10 | 10 | 0 | 20 | 30 | 37.7 | 40 | 100 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
華氏(°F) | 0 | -4 | 14 | 50 | 32 | 68 | 86 | 100 | 104 | 212 |
※換算は小数点第2位で切り捨てています
サンフランシスコでのおすすめの服装
サンフランシスコは、真夏でも気温が上がらず、強く冷え込むことがよくある。したがって、日本での服装を基準に準備して出かけると、真夏でもとても寒い思いをすることになる。ジャケット、またはインナーの着脱で衣類の厚さを調節できる仕様のコートを1枚持っていくことをすすめる。屋外スポーツのナイター観戦時は特に注意。
3~5月
6~10月
11~2月
防寒対策を
季節問わず、朝晩に吹く強い風に寒さを感じる日もあるので、寒さ対策は1年を通じて忘れずに。また、首を保護するといくらか寒さが和らぐ。スカーフ類があると便利だ。
筆者
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