【オーストラリア】電車一本で行けるクロヌラビーチの魅力とおすすめスポット
「シドニーはビルが多くて都会過ぎる」「アジア人だらけ」、そんな声をたまに聞きますが、実は場所によって全然違います。確かに中心部はそうかもしれませんが、シドニーと言ってもとても広く、地域によって様々な特色があるんです。
最近私は、シドニーの魅力はむしろ郊外にあるのでは?と思っているくらいなのですが、そういう場所は意外とガイドブックには乗っていません。
ということで、今回はシドニーから電車で50分ほどの場所にあるクロヌラビーチ (Cronulla Beach) を紹介します!
有名なボンダイビーチやマンリービーチなども良いですが、それよりも静かでゆったりしたビーチがたくさんあり、サーフィンなどのマリーンスポーツ、ビーチウォーク、おしゃれなカフェなどが楽しめる場所です。
クロヌラビーチはどんなビーチ?
クロヌラビーチは、シドニー中心部から約31kmほど南下したところにあり、シドニーの数あるビーチの中で唯一電車で行けるビーチとして知られています。
クロヌラ駅からクロヌラビーチまでは徒歩5分〜10分程度。
そこからカーネルという北のサバーブまで6km以上の海岸線が続いていて、海水浴やサーフィンをする人たちで賑わっています。
クロヌラビーチ周辺は、シーズン中ライフセーバーの人が常にパトロールしてくれているので安心です。赤と黄色の旗の間を泳ぐなどルールを守って楽しみましょう。サーフィンを教えてくれるスクールも複数あります。
クロヌラビーチまでの行き方
シドニー中心部からクロヌラビーチまでは、セントラル駅もしくはタウンホール駅から Eastern Suburbs & Illawarraline (T4) に乗ります。この路線の終点がクロヌラ駅です。
ウォーキングもおすすめ
クロヌラは半島になっているので、とにかくビーチがたくさんあります。海に入らなくても、海沿いを歩くだけでも気持ちが良いですよ。潮風に癒されます。
おすすめは、ビーチ沿いにある4kmの舗装された道路「Cronulla Beach Walk」です。(クロヌラビーチから半島東側を南へ行く道)
その他のおすすめスポット
クロヌラ周辺にも、時間に余裕があればぜひ行っていて欲しいおすすめのスポットがいくつかあります。
クロヌラ砂丘 (Cronulla Sand Dunes)
クロヌラビーチを北へずっと歩いていくとワンダビーチ (Wanda Beach) に着き、公園を越えると砂丘もあります。少し歩く必要がありますし、そんなに派手さはありませんが、散歩がてら見に行ってみるのも良いかもしれません。
※ 周りにお店がほぼないので、飲み水などは持参することをお勧めします。
フェリーでクルーズや国立公園へ
駅の裏にはフェリー乗り場があり、ランチクルーズやディナークルーズなどの他、ウエディングケーキロックで有名な対岸のロイヤル国立公園 (Royal National Park) 行きのフェリーも出ています。
カメイ・ボタニーベイ国立公園 (Kamay Botany Natonal Park)
クロヌラからバスで30分ほど行った場所に、オーストラリアの歴史的に重要な意味を持つカメイ・ボタニーベイ国立公園があります。
ここは、1770年にイギリスのキャプテン・クックが初上陸した場所であり、記念碑や歴史を語るパネル、アボリジナルの人々に関わる彫刻、クジラが観測できるケープソランダー (Cape Solander) など、見どころがたくさんです。
カメイ・ボタニーベイ国立公園行きのバスは 987番になります。クロヌラ駅前の向かい側から乗ると便利です。
ビーチ沿いは人気があるので、クロヌラもそれなりに賑やかではあります。ですが、メイン観光地のようには人がいないので、のんびりと思いっきりビーチカルチャーを楽しめるのではないでしょうか。
雰囲気の良いカフェやレストランなども充実していますので、探索してみてください!
筆者
オーストラリア特派員
Eri オーストラリア
十数年前にワーキングホリデーオーストラリアに来たのがきっかけで、そのままシドニーに住んでいます。
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