地球の歩き方コラボの新しいスナック菓子、フランスをイメージした海老のビスク風ポテトスティックが発売

公開日 : 2023年07月07日
最終更新 :

フランス料理を手軽にスナック菓子で体験できる、株式会社ノースカラーズと地球の歩き方がコラボレーションした「海老のビスク風ポテトスティック」が7月に発売されます。「ビスク」と聞いてすぐに料理を連想できる人は、そこそこのフランス通ではないでしょうか。そこでビスクについてまとめました。

そもそも「ビスク」ってどんな料理?

甲殻類を使ったビスクは日本人の舌にも馴染みやすい
甲殻類を使ったビスクは日本人の舌にも馴染みやすい

ビスクとは、甲殻類や野菜の裏ごしを使った濃厚なポタージュのこと。オマール海老などがよく材料として用いられ、フレンチレストランでは、主にコースのなかの前菜で提供されます。旨みがしっかりと凝縮されたスープは、主菜へ至る前座として、食事のスタートを盛り上げてくれます。

海の幸を使ったビスクは、やはり海沿いの名物料理として、または海鮮を得意とするレストランで出されますし、もちろん、それ以外でもしばしば出合います。高級オマール海老の産地であるフランス北西部ブルターニュ地方やノルマンディー地方などの食材を使ったものが、よく知られています。

今回の「海老のビスク風ポテトスティック」は、北海道のお菓子会社である株式会社ノースカラーズと株式会社学研ホールディングスが共同で開発を行い、旅行ガイドブック『地球の歩き方』とコラボレーションした商品です。

『地球の歩き方』は1979年に創刊され、約120タイトルを発行してきた老舗旅行ガイドブックです。コロナ禍を経て国内旅行へ行く人は増加していますが、海外旅行はまだ少しハードルの高さを感じている人も多いはず。そのような雰囲気のなか、旅行気分を気軽に味わえる商品となっています。

お菓子を食べたら次はフランスのビスクを味わってみよう!

パリ市内にある「ラ・ベル・イロワーズ」の店舗
パリ市内にある「ラ・ベル・イロワーズ」の店舗

フランスには、高級店から庶民派までそれぞれのビスクがありますが、手軽に食べられ土産物にももってこいの商品が、ビスクの缶詰や瓶詰です。大手スーパーマーケットから高級食品店まで、多くの小売店がビスクを販売しています。

たとえば、ブルターニュ地方キプロンにある缶詰メーカー「ラ・ベル・イロワーズ」。イワシやサバなど魚介類を使ったオイル漬けの缶詰を作る会社で、オマール海老を使った「ビスク・ド・オマール(Bisque de Hommard)」も出しています。

名称
ラ・ベル・イロワーズ(La Belle-Iloise)
住所
53 Rue Montorgueil 75002

パリの老舗百貨店「ル・ボン・マルシェ・リヴ・ゴーシュ」の食品館「グラン・エピスリー」が出すプライベートブランドの「ビスク・ド・オマール・オ・カリ・ゴス(Bisque de Hommard au Kari Gosse)」もおすすめ。こちらもオマール海老を使っています。ちなみに「カリ・ゴス」とは、19世紀のブルターニュ地方ロリアンで薬剤師だったゴス氏によって調合された、丁子(ちょうじ)の香り高いカレースパイスです。オマール海老などブルターニュ地方特産の魚介類とよく合います。

名称
ル・ボン・マルシェ・リヴ・ゴーシュ(Le Bon Marché Rive Gauche)
住所
24 Rue de Sèvres 75007

「海老のビスク風」パッケージはパリの有名スポット

パリ市内ビル・アケム橋から見たセーヌ川とエッフェル塔
パリ市内ビル・アケム橋から見たセーヌ川とエッフェル塔

これらフランス料理のエッセンスを詰め込んだ「海老のビスク風ポテトスティック」は7月7日に発売です。パッケージには、『地球の歩き方』の「パリ&近郊の町」2023〜2024年版の表紙そっくりに仕上げられています。セーヌ川にかかるビル・アケム橋から見たエッフェル塔がデザインされており、ビル・アケム橋は雑誌やドラマの撮影などにもよく使われる、パリの有名スポットの一つです。

海老のビスク風ポテトスティックをお供に、以前訪れたフランスを思い返したり、これから訪れるフランス計画を練ってみたり、いっそのことガイドブックと共に海老のビスク風ポテトスティックもスーツケースに忍ばせて、フランス行きのフライトに乗ってみてはいかがでしょうか。

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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