
【香港】新型コロナが落ち着き、大勢の人が詰めかけたドラゴンボート大会
6月の端午節と言えば、ちまきとドラゴンボート・レースです。蒸し暑い香港の夏の風物詩と言えるドラゴンボート・レースは赤柱(Stanley)、沙田(Shatin )など、あちらこちらで開催されています。今回は6月24日、25日にビクトリアハーバーで開催された香港政府観光局(HKTB)と中國香港龍舟總會(HKCDBA)主催の「香港國際龍舟邀請賽(The International Dragon Boat Races)」を取材しました。

このレースは香港観光の中心地であるビクトリアハーバーで開催されるとあって、注目度が高いレースです。地元である香港を中心に、日本、タイ、マレーシア、オーストラリア、中国など10カ国・地域から160チーム、4000人が参加しました。レースは、男女別、混合、国際などいろいろな部門に分かれて開催されます。日本のドラゴンボートチーム「Hong Kong Japanese Dragon Boat Club」が参加しました。

開催期間中、特に24日は時折、スコールのような雨が降るときがありましたが、新型コロナウイルスの影響など、2018年を最後に開催されていなかったこともあり、会場は大勢の人であふれていました。筆者は、撮影ポイントから撮影ポイントに移動するのにも観客をかき分けていかないと前に進まないほどでした。




この大会は真剣勝負の場でもありつつ、選手同士の国際交流や親睦を深める場でもあるので、いい意味で緩さもあります。会場は、映画スターの手形がある星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)のすぐそばにあるので、にぎやかさと華やかさが久々に感じられたイベントでした。来年もまた普通にドラゴンボートレースが開催されることを期待したいところです。

筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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