2023年夏ヨセミテ国立公園の混雑ぶり”噂”の検証

公開日 : 2023年07月10日
最終更新 :

パンデミック以来、国立公園はオーバーツーリズムと言われています。今年は様々な制限が解除で4年ぶりの旅行という方も大勢いますね。

世界遺産のヨセミテ国立公園は、サンフランシスコから車で3時間半、比較的訪問しやすく私たちには馴染みのある公園です。そして、7月に入り待望のグレーシャーポイントが部分オープン。7月15日からは全面解禁で益々、賑わいが予想されます。その前の7月7日、日帰りでヨセミテに行ってみました。噂では昼近く到着ではパーキングは無理!との事、果たしてその噂は…

北口から
北口から

今回のルートは、風光明媚な景色の120号線を使いました。
5:30サンフランシスコ自宅を出発、この日は風力発電のあるアルタモンパスまで霧がかかっていました。
途中メンバーをピックアップして一路ヨセミテへ向かいました。
9:10北口(ビッグオークフラット)を通過。列と言っても4〜5台つながっている程度で正直安心しました。

Face of Haih Dome
Face of Haih Dome

ビッグオークフラットのインフォメーションで「明日グレーシャーポイントがオープンだから…」とパークレンジャーが話していたのを聞きました。ニュースでも報道されるだろうから週末は混むだろうと話しながら、公園に入れた余裕で何処か見てから、バレーのビジターセンターで駐車場を探す事にしました。
9:40、立ち寄ったフェイス・オブ・ハーフドームの展望台。一昨年パノラマトレイルに挑戦した時、いろんな角度でハーフドームが見えたねなんて思い出話しになってり記念写真撮ったり、なんらいつものヨセミテ観光と変わらないペースでした。

*現在グレーシャーポイントは週末のみオープンです。7月15日からは毎日オープンになります。

途中、2〜3か所止まって、10:00頃トンネルルビューに到着。大型バスも立ち寄るメジャーな観光箇所です。
ここで、今回のメンバーほとんどが驚いたのがこんな人数見たことないと言うほどの観光客(私たちもその一部)でした。

グループの隣で絵を描いている方
グループの隣で絵を描いている方

記念写真ベストポジションの場所取りで、ツアーコーディネーターさん頑張ってました。

公園バスの停留所付近
公園バスの停留所付近

公園シャトルバスは、どこに行ったんだと言うほどのバス待ちの人達。

独立記念日の連休中は、ゲートに入るまで30分以上かかったという情報がありました。またヨセミテツアー関係者の話では、11時にビジターセンター周辺のパーキングどころかカレービレッジ周辺のパーキングも満車だったと言います。しかし、今回行くのは、7日金曜日の一応平日、私たちは経験者のアドバイスを考慮し、朝9時に入園しましが、思いの外スムーズに行けたので、つい寄り道をしてしまい、バーナル滝トレイル予定だったのでカレービレッジのパーキングに向かいましたが既に満車で大慌て、11時をすぎたビジターセンター周辺は完全にアウト!

予定では、同行するはずのドライバーさんには車内で待機しててもらい、ヨセミテ滝周辺を散策し、車窓からヨセミテ公園を楽しんで帰ってきました。

ヨセミテ国立公園サイト

よく見ると歩道に停めている車
よく見ると歩道に停めている車

<まとめ・感想>
やはり、噂は本当だったかもしれません。
ヨセミテを案内し続けているベテランガイドさんでもこの混雑ぶりは記憶にないとギブアップ。今年の夏、皆さんがドライブでヨセミテ旅行を計画していらっしゃるのであれば、私たちの経験を基にアドバイスは、9時前に確実に公園に入り、”駐車場確保を最優先”するようにしてみてはどうでしょうか。公園バスは運行していますのでなるべく早く目的地に行くようにプランを立ててくださいね。

”早起きは三文の徳” 100年に一度の満々たる水量を満喫してください。今年のヨセミテは一生の思い出になる程素晴らしい年で、絶対裏切らない風景はそこにはあります。

間違いなく混雑しますので、運転には十分気をつけて行ってらっしゃいませ。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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