夏を奏でる風鈴祈願「松尾大社」

公開日 : 2023年07月24日
最終更新 :
筆者 : Akio

西京区の松尾大社で行われている夏限定「風鈴祈願」を訪ねてきました。
松尾大社は、京都のメインストリート四条通の西の端に位置しています。
アクセスは阪急電車が便利で、阪急嵐山線「松尾大社」駅を下車するとすぐ目の前です。
JR京都駅からの市バスでは約40分ほど。
車でのアクセスは、物集女街道(29号線)を嵐山方面へ進むと松尾大社が見えて来ます。

松尾大社の歴史

大宝元(701)年、秦忌寸都理(はたのいみきとり)により、松尾山の頂上付近・大杉谷の磐座の
神霊を社殿に移したことに始まり、平安遷都のあと賀茂神社とともに王城鎮護の社とされ
「賀茂の厳神、松尾の猛霊」と称されました。
古くからお酒の神様として信仰を集めています。

風鈴祈願

夏限定の「風鈴祈願」は、楼門をくぐって右手にある手水舎のとろこや
授与所の天井や境内のあちこちにも風鈴が飾られています。

授与所では、風鈴に付ける短冊が用意されています。(短冊祈願料500円)
春の松尾大社は、一の井川沿いを中心に数約3000本と言われる山吹の花が咲くところですが、
今はたくさんの風鈴が涼しげな音色を奏でています。

相生の松

本殿向かって左手には、愛成就・夫婦和合のご利益があるといわれている、「相生の松」という
古木が祀られています。この相生の松は雌雄根を同じくし、相生の松として樹齢330年を保っていましたが、
昭和31・32の両年に、それぞれ天寿をまっとう致しましたので、昭和47年に覆屋を設けて保存される事に
なりました。
松尾大社の絵馬には御神紋の「葵」をモチーフにしたハート形の絵馬も。
相生の松 のお力を頂いてお願いごとをされる方も多いそうです。

大社では、コロナがはじまった2020年から風鈴の飾り付けをはじめ、年々数を増やして
今年2023年は約600個が並んでいます。
風鈴祈願は9月3日まで。
風鈴の設置は9月30日まで行われています。

松尾大社
住所
京都市西京区嵐山宮町3
アクセス
(バス)
京都駅から京都市営バス28号系統「松尾大社前」下車
もしくは、京都駅から京都バス73、83系統「松尾大社前」下車
(電車)
阪急嵐山線「松尾大社」下車
駐車場
無料
(バス10台、自家用車100台)
境内散策
自由

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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