【ハワイ・オアフ島】ハワイの有名フードコラムニストによるローカルグルメ完全ガイド

今日は、友人でフードコラムニストのショーン・モリスさんの「ショーン・モリス ハワイローカルグルメ完全ガイド366」を紹介させてください。

ショーンはハワイ生まれハワイ育ちの日系4世で、日本語もペラペラです。幼い頃からローカルフードにどっぷり浸かって育ちました。ショーンのお母さんも、ハワイの人気高級レストランで働いていたグルメな人で、ショーンが7歳の頃から外食に連れて行ってくれたそうです。きっとその頃から、ショーンの食への興味と情熱は培われたのでしょうね。

ハワイ大学卒業後、ショーンは広報会社に就職し、その後独立。今ではハワイの広報業界の重鎮の一人です。そして、就職後もショーンの食への情熱は冷めず、大好きな食べ歩きが高じてフードコラムニストになったというラッキーな人です。

ショーンと一緒に食事に行くと、必ずカメラ持参で写真を撮影しています。撮影が終了するまでは、お皿に手をつけることは許されません。

そうこうしているうちに、ショーンが今までに実際に訪れ、食事をしたレストランやショップ366軒を網羅した完全ガイドが出版されました。ショーンのお気に入りのレストランや思い入れのあるレストランなどの興味深い裏話も書かれていて、楽しめる読み物仕立てになっています。ほとんどの写真は、ショーン自身が撮影したものです。

この本は、古き良きハワイの名店から最新のグルメスポットまで、エリア別に紹介されています。筆者が以前紹介した「ウミ by ビクラム・ガーグ」のシェフであるビクラムとは長年の友人であるショーンは、ショーンならではの切り口で著書の中でレストランを紹介しています。

今ホノルルで最も注目を集めているエリア、カカアコでは「ハイウエイ・イン」も紹介されています。

コロナのパンデミックにより出版が2年ほど遅れましたが、366軒のお店の情報はショーンが全て一人で調べて、2023年3月1日現在の情報にアップデートされています。本当はもっと多くのお店を紹介したかったそうですが、ページの都合で366軒に絞られたとのことです。

もし近々ハワイにいらっしゃる予定のある方は、ぜひ旅の参考になさってください。ハワイへ旅行しなくても、グルメ読本としても楽しめますので、一度手に取ってみてくださいね。

ショーンも「この本では、オアフ島のレストランについての僕の意見や見解を書きました。オアフ島のレストランシーンの多様性と順応力をより多くの人に知っていただきたいと思っています。ハワイのガイドブックの次に購入する本として考えていただければ嬉しいです。ハワイに来なくても、私たちローカルが愛してやまないレストランの数かずを知っていただけると思います」と語ってくれました。

▲写真提供：ショーン・モリス