【ハンガリー】イタリア特派員、ブダペストに行く⑤

公開日 : 2023年07月02日
最終更新 :
筆者 : 望月 唯

ブダペストシリーズラスト。(またマルコと行くことがあれば、紹介します。)
とっておきのおすすめスポットを紹介します。
それは、ペスト地区にあるシナゴーグです。
私はユダヤ教ではないですし知識もなかったのですが、壮大な建物に感動致しました。
日本ではあまりなじみがない宗教のためちょっと足が遠のくかもしれませんが、ぜひ訪れてみてください。

入場料が高い!でも、見る価値あり

とにかく広い、美しい!
とにかく広い、美しい!

ブダベストには、世界で3番目に大きなシナゴーグがあります。
壁にはダビデの星や幾何学模様が描かれています。

ステンドグラスの模様は圧巻です。
ステンドグラスの模様は圧巻です。

入場料は21ユーロ。
日本円で3,360円くらい…教会よりもずーっと高いです。
チケットはシナゴーグで直接購入できます。

入るかどうか悩みましたが、ブダペストでは運悪くほぼ毎日雨にあたってしまったので(ブダペストも日本と同様に6月あたりは毎日雨だそうです。旅行の計画は現地の天候にお気をつけください)、室内観光ができるところを選んだのがきっかけでした。

キッパをつけたマルコ
キッパをつけたマルコ

男性はシナゴーグに入る際、必ずキッパを身につけます。キッパは入口で無料でもらえます。
ガイドさんによると、シナゴーグは宗教行事の場ではありますが、社交の場所でもあるそうです。
シナゴーグの中で音楽フェスティバルもあるそうな…
オルガンは祭壇の裏側にあるため、「神聖な場所じゃないから、ユダヤ教徒じゃなくても演奏できる」という抜け道があるそう。
この仕組みによってハンガリーの大作曲家・フランツ・リストもここでオルガンを弾いたそうです。
戒律がすごく厳しそうな宗教なのに、ユニークですね。
ユダヤ教の博物館もあるので、とても楽しめます。

シナゴーグの入口に売られていたTシャツ
シナゴーグの入口に売られていたTシャツ

面白Tシャツまで売られていたので、変わったお土産が欲しい人はいかがでしょうか。

ブダペストにはヘブライ人もたくさん住んでいるため、シナゴーグ近辺の喫茶店ではメニューにヘブライ語が書かれていることもあります。
私たちは時間がなかったので立ち寄れなかったのですが、シナゴーグの入場券を持っているとヘブライ料理のレストランに割引で入れるようなので、活用するとお得そうですね!

お知らせ

1月にマルコと一緒に日本へ約5年振りに帰国いたします。
2024年1月9日(火)~18日(木)まで日本で個人レッスンをしておりますので、ぜひイタリア人ピアニストと勉強したい方はぜひ、X・旧Twitterをチェックしてください!

また、2024年1月11日に横浜市の「岩間市民プラザ」にて、マルコと初のデュオリサイタルを19時より行います。
また詳細をお知らせさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
つい先日、火事の被害に遭ったボローニャの教会のチャリティーコンサートを行おうと計画中です。
※動画は筆者撮影。マルコのレッスン風景

筆者

イタリア特派員

望月 唯

ボローニャ在住のメゾソプラノ歌手です。ボローニャ生まれのピアニスト・マルコと一緒にボローニャの歴史や裏話を紹介します。

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