【ハンガリー】イタリア特派員、ブダペストに行く②

公開日 : 2023年06月06日
最終更新 :
筆者 : 望月 唯

ハンガリー人と結婚したマルコの弟さんを訪ねて、ブダペストへ…
「ハンガリーに行ってくるね」と日本の友達にメールしたところ、
「ハンガリーの食べ物って何?」と質問が…

…知らない!

日本だとハンガリー料理ってあんまりなじみがないですよね。
イタリアでもハンガリー料理レストランとか、見かけたことがないです。
今回の記事ではハンガリーの食について紹介します。

家についたら、まずはアルコールでお出迎え!

マルコの弟さん宅のパリンカ。本当にもてなしように常備されています!
マルコの弟さん宅のパリンカ。本当にもてなしように常備されています!

イタリアはコーヒー、日本は緑茶、イギリスは紅茶…各国それぞれにお客さんをおもてなしするスタイルがあります。
ハンガリーの場合は、なんとお酒。
リンゴ・アルビコッカ・プラムなどの果物を使った蒸留酒「パリンカ」で出迎えられます。
マルコはスーパーアルコールが苦手なので、何年もハンガリーで飲まずに来たのだとか…(最近ようやく飲めるようになったそうです。)
マルコの弟さんのお嫁さんもハンガリー人ですが、「パリンカが苦手」とのことなので、「飲めない=失礼」ではありません。お酒が苦手な方も安心してくださいね。
「スーパーアルコールは苦手だけど挑戦してみたい…」
という方は、アルビコット製のパリンカだとややマイルドな味なのでおすすめです。

唐辛子たっぷり!辛いスープ

マルコが一月に行ったときに食べたスープ
マルコが一月に行ったときに食べたスープ

ハンガリーの家庭料理と言えば、スープ。
魚あるいは肉、野菜などをたっぷりと入れたスープを食べます。
さらに唐辛子をたっぷりと使うので、辛いそうです。
ただ、私たちが旅行した6月はすでに夏…30度C越えだったため、食べませんでした。
マルコが一月に行った際に弟さんの家で食べたスープの写真をもらいました。
魚のスープです。
唐辛子がたっぷりなので、スープの色が赤いですね。
弟さんのお姑さんが調理したそうです。

ちなみにお嫁さんはハンガリー人でも辛いものが嫌いだそうです…
「辛いのが嫌いな人はどうするの?」
そんな人には、「辛くない唐辛子」がおすすめ。
空港でもお土産として販売されていました。
私もボローニャの友達に2袋唐辛子を買いましたが、一つは辛いもの、もう一つは辛くないものを買いました。
残念ながら唐辛子は「生野菜」とされてしまうため、ハンガリーから日本に持ち込むことはできません。
現地で唐辛子料理を楽しんでくださいね!

君の名前は何?!

レストランでハンガリー料理として紹介されていたけれど…???
レストランでハンガリー料理として紹介されていたけれど…???

首都ブタペストは、さまざまな人種の人がいます。
ハンガリー語が話せなくても大丈夫、英語のメニューがある場合がほとんどです。
また、「ハンガリー料理」と印が付いているので、あまり考えずにオーダーできます。
私が食べたこちらの春巻き風の料理…
「スープは暑いけど、ハンガリー料理を食べたい」と適当にオーダーしたので、名前を記録するのを失念してしまいました。
こちらの春巻きのようなお料理、後からインターネットで検索してもまったくなんという名前の料理か分かりません……。
次回ブダペストに行くことがあれば、ハンガリー人に聞いてみます。
調べて分かったのは、白いサワークリームソースに赤いパプリカパウダー(あるいは唐辛子)で味付けして食べるのは一般的な味付けということです。

日本人も辛い料理が好きな人が多いですし、これから流行るといいですね!

お知らせ

1月にマルコと一緒に日本へ約5年振りに帰国いたします。
2024年1月9日(火)~18日(木)まで日本で個人レッスンをしておりますので、ぜひイタリア人ピアニストと勉強したい方はぜひ、X・旧Twitterをチェックしてください!

また、2024年1月11日に横浜市の「岩間市民プラザ」にて、マルコと初のデュオリサイタルを19時より行います。
また詳細をお知らせさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
つい先日、火事の被害に遭ったボローニャの教会のチャリティーコンサートを行おうと計画中です。
※動画は筆者撮影。マルコのレッスン風景

筆者

イタリア特派員

望月 唯

ボローニャ在住のメゾソプラノ歌手です。ボローニャ生まれのピアニスト・マルコと一緒にボローニャの歴史や裏話を紹介します。

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