【京都】京都市内で1番早い紅葉処「高雄・神護寺」

公開日 : 2023年10月22日
最終更新 :
筆者 : Akio

10月21日、右京区の神護寺に、紅葉を訪ねて行って来ました。
神護寺の建つ、高雄、槇尾、栂尾は三尾と言われ、高雄山の中腹にある神護寺は、
京都市内でも一番早く木々が色づき始めます。
朱塗りの橋「高雄橋」を渡って参道へと進みます。

さて、ここから参道の始りです。
山門に続く石段は、長い急斜面の石段が続きます。
この急斜面の石段上りは、結構キツイです。

途中の茶店を経ると、またまた石段。。。
石段は、山門へと続いています。

平安仏教の巨峰「空海」を世に送り出した舞台

神護寺と言えば、最も縁深いのが、開祖・弘法大師空海。
唐で密教を修め、帰国後の809年、同寺の前身「高雄山寺」に入山し、
14年間住持をし、真言宗立教の礎を築きました。

山門をくぐり境内へと進みます。

広い境内には、金堂・多宝塔・鐘楼・大師堂・毘沙門堂・宝蔵・地蔵院など
歴史ある建物が並んでいます。

金堂へと続く石段を登ります。

神護寺の建つ高雄エリアは朝晩の寒暖差が激しく、京都市内で一番に紅葉が始まる所ですが、
境内での紅葉は、まだ青もみじが多い感じです。
でも、所々で紅葉も見られ、これから月末にかけて
日一日と色付きが始まりそうです。

金堂横の青もみじが綺麗です。

こちらは多宝塔。
塔内には国宝の五大虚空蔵菩薩像が安置されています。

「空海」が見た錦雲渓

境内奥の地蔵院から眺める、錦雲渓(きんうんけい)の雄大な景色。
山間には清滝川が流れています。
空海さんは、この場所から移り行く季節を見ておられたのでしょうね。
ここでは厄除けの、「かわらけ投げ」を楽しむ事も出来ます。(3枚・200円)

以上、10月21日の高雄・神護寺の紅葉の様子でした。

神護寺

住所
京都市右京区梅ヶ畑高雄町5
拝観時間
9:00~17:00(受付終了16:00)
拝観料
600円
アクセス
JRバス「山城高雄」下車徒歩約20分

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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