![](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004583/20240204_030922_7093ad8e_w1920.jpg)
【クアラルンプール】2024年チャイニーズニューイヤーの風景
チャイニーズ・ニュー・イヤー(Chinese New Year)が近づいてきました。
2月10日、11日を中心に今年最初のマレーシアのお正月を迎えることになります。
にぎやかなお祭り気分と、いたるところにあふれる赤色が今年も映えます。
今回は1ウタマ・ショッピング・センター(1 Utama Shopping Centre)のチャイニーズ・ニュー・イヤー(Chinese New Year)デコレーションをご紹介します。
![豪華なプラナカン建築をモチーフに](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004583/20240204_174937_1c36ee13_w1920.jpg)
今年のテーマは"A Timeless Lunar Reunion"。
マレーシアの伝統をテーマにしたどこかレトロでなつかしいマーケットの風景が登場しています。
ニュー・ウィング(New Wing)のイベントスペースLG Ovalの登場したのはニョニャ・スタイル・マーチャント・レーン(Nanyang-styled Merchant Lane)。
![プラナカンスタイルのレトロな映画館が登場](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004583/20240204_034553_76b066b4_w1920.jpg)
![懐かしいイメージした街並みを再現](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004583/20240204_174408_13fc0394_w1920.jpg)
華やかな豪華なプラナカン文化の面影を残す建物を模した商店街の中心には、アイコンともいえる劇場が堂々とそびえています。
ビンテージのポスターが貼られた壁には映画のポスターが。
辰年(ドラゴン・イヤー)ということで、映画のタイトルにもなった往年の香港アクションスターをモチーフにしたデコレーションも。またそれにちなみ武道のデモも披露されるそうです。
縁起物のみかん(マンダリン)の鉢植えや桃の花に彩られ、お正月を迎える雰囲気が漂っています。
![昔のマレーシアの駄菓子屋風の店頭](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004583/20240204_174550_051c8e7b_w1920.jpg)
![レトロなマレーシアのお菓子のチェーン店](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004583/20240204_175319_86de520a_w1920.jpg)
昔ながらの風情漂うお菓子屋さんで、ビスケットと名物だという飴を買いました。
ビスケットはマレーシアでは定番人気のココナッツビスケットです。
サックリとした軽い口当たりとほどよい甘さ、そして口の中に入れると広がるココナッツの香りが南国らしさを感じさせます。
![ペナンやマラッカの名物の人力車トライショー](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004583/20240204_175445_67c547f8_w1920.jpg)
![あえて時代感を出した時計塔](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004583/20240204_180040_988cbb8e_w1920.jpg)
オールド・ウィング(Old Wing)のGF Centre Courtでは今のマレーシアでもおなじみの市場オールド・マーケット・スクエア(Old Market Square)がにぎわっていました。
目を引くのは巨大な時計塔で、1937年に実際に使われていたレプリカなのだそうです。
新年を祝うアイテムを販売する実店舗が連なっていて、飾りやハンパー(かごに入れた贈答品)が売っています。
![旧正月アイテムを扱う店が多数](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004583/20240204_180213_71c7c89e_w1920.jpg)
この時期のクアラルンプールは平日でも普段より人が多く、日本の年末と似たような雰囲気も感じられます。
チャイニーズ・ニュー・イヤーは中華系マレーシア人が新年を祝う行事ですが、マレー系もインド系も楽しそうにデコレーションの前で写真を撮ったり、店をのぞいている光景いつもながら印象的です。
![テーブルにあふれるほど混ぜ合わせて食べる](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004583/20240204_181333_57c1f776_w1920.jpg)
また、中華圏でもマレーシア、シンガポールなどでしか食べられない祝善イーサン(魚生/Yee Sang)もこの時期限定で中華料理店などで食せます。
トッピングにサーモン、鮑などの魚のほかに千切り野菜などを混ぜて甘くて少し酸っぱい梅ソースをかけ、願掛けをしながらいただきます。
こちらもマレーシアならではなので、機会があったらぜひ食べてみてください。
※イベントの詳細等は公式サイトで確認をお願いいたします。
(撮影by逗子マリナ)
※1ウタマ・ショッピング・センター広報より撮影許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止
1ウタマ・ショッピング・センター(1 Utama Shopping Centre)
- 住所
- 1, Lebuh Bandar Utama, Bandar Utama, 47800 Petaling Jaya, Selangor
- 営業時間
- 10:00〜22:00 ※営業時間は店舗やレストランにより異なることがあります。
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10064/20221103_075133_e7d3c163_w320.jpg)
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。