2024年シカゴより＆【シカゴでがんばる日本人】

公開日 : 2024年02月01日

最終更新 : 2024年02月01日

ハロー！ワッキーまゆみです。シカゴの2024年が明けました。年末年始とても静かに過ぎて、アメリカのニューイヤーなんて「えっ、普通…」なんて思う人続出です。日本から来て初めてのシカゴニューイヤーを迎える皆さんは得にそう思うのでは？今年の干支は辰と言う事でこの一年躍動、活気のあるシカゴになるのではないでしょうか？私の年の始まりは、お節料理を作り、ダラダラと韓国ドラマ三昧でした。今年はシカゴを昨年以上に楽しみたいと思います！

素敵なアトリエの壁には可愛らしい作品の数々が掲げられています。
©Yuri. Y

2024年シカゴの一年がスタートしました。
日本に住んでいないので逆に日本のお正月が恋しくなり、日本に居たらきっとしないような事をシカゴでしている気がします。そう日本の習わし、しきたり、情緒などが素敵という事に今更気が付き、それを求めている自分がいます。そんな年末年始にぴったりな日本を感じる素敵なイベントに参加してきました。
　シカゴにあるアトリエスペースを使ってお花のワークショップや小さなオンラインショップを経営しているDe Bloemen Flower DesignのYuriさんが日本のお正月にぴったりな門松のワークショップを開催されると言う事で私は友達と一緒に参加させて頂き、当日は日本人の方は勿論、アメリカ人の方や日系アメリカ人の方など賑やかで楽しい時間となりました。

　実は去年もプリザーブドフラワーで作るお正月飾りのワークショップに参加して粋なしめ縄を作り感動した事から今回も是非！と言う事で2年連続の参加です。今回作るのはテーブルサイズのミニ門松。作り方のレクチャーは勿論、丁寧なレシピに、材料がもたらすお正月に関する意味など知らないトリビアなどまで丁寧に教えて頂きとっても勉強になりました。出来上がった門松は、とってもスタイリッシュで素敵に仕上がり大満足な私です。材料は全て用意されておりそれをレシピ＆説明で分かりやすくリードして頂き、皆でワイワイ言いながら楽しく作る事が出来ました。2時間で時間でこんなにも愛らしい門松が出来るとは嬉しい～！お正月に飾るのが楽しくウキウキする作品が出来ました。これは季節物の飾りとして我が家では毎年使わせて頂きます！なので大切に保管をしなくてはですね。

門松の製作に必要な材料などが色々と揃っています。
可愛いドライフラワー色々です。
段々と完成に近づいています。
見て下さいこの素敵な門松！不器用な私でもYuriさんのご指導のもと出来た～！
ハイセンスでモダンなしめ縄が出来飾るのがとっても楽しみ。
純白なしめ縄で気持ちが引き締まる。

©Mayumi. W

シカゴで日本人のYuriさんが頑張っている事、その作品やお仕事がとっても輝いているので少しご紹介させて頂きます。
　以前、オランダの航空会社でCAとしてお勤めされていた時に、オランダや他国のお客様から日本文化について尋ねられる事があり、「海外の方に自国の文化をちゃんと伝えられるようになりたい！」と言う思いがきっかけで茶道、着付けなどを習い始め、生け花についてはご自身のお母様も習っていた同じ先生にご教授頂いたと言う事もあり一番好きなのが生け花だそうで現在のお仕事に多大な影響があったようです。その後興味を持ったプリザーブドフラワーや、ウエディングフラワーなどにも魅せられYuriさんが作ったブーケなどを喜んでくれる人がいる事が嬉しくとても感動し、この好きな事を仕事にできたら、沢山の人達にもお花を作る喜びを感じて欲しい！そんな思いから教室をオープンすべくプリザーブドフラワーのディプロマを取得し2014年から現在に至ると言うストーリーをお聞きする事が出来ました。オンラインショップは2020年11月にオープンし、クラフトショーやファーマーズマーケットなどにも作品を出店したり、去年はGoogle Chicagoの社内イベントで50人規模のワークショップを開催されたそうで今後のご活躍がとっても楽しみです。
　オランダ語で「花」と言う意味が店名となっているDe Bloemen Flower Designではリース、ドライフラワー、プリザーブドフラワー、生花のアレンジやブーケなど様々なお花に関する商品を購入したり、作ったりする事が出来ます。シカゴに旅行で遊びに来る方や、住むことになった方などこれからやってくる春からの季節、シカゴのクラフトショーやDe Bloemen Flower DesignのYuriさんをお見掛けするかもしれませんね。