【マレーシア】ゲンティンに24時間営業のコピティアムがオープン
マレーシア唯一の公認カジノがあるゲンティン・ハイランド(Genting Highlands)。
屋内外にあるテーマパークや飲食店やショッピングモールなどがあるのはジャングルの冷涼な山頂。
初めて訪れるとその規模に驚くかもしれません。
カジノは24時間営業なのですが、飲食店やショップなどは一部を除き概ね22:00ぐらいまでの営業時間となります。
コンビニなどは除き、ちょっと遅くなると食事をするにはお酒を提供するバーなどが定番でした。
今年の2月にカジノの隣にオープンしたグランド・チャ・チャーン・テン(Grand Cha Chaan Teng)。
24時間営業で香港スタイルのメニューを提供するカフェ、レストラン、コピティアム(Kopitiam=マレーシアの朝食メニューを終日提供する飲食店)です。
日本でも駅中などにホームからも改札外からも入れるカフェや駅そばの店舗があるように、グランド・チャ・チャーン・テン(Grand Cha Chaan Teng)もカジノの中からも、外からも店内に入ることができます。
店内からはカジノの雰囲気と屋内テーマパークの両方を楽しめて、ちょっとユニークな感じです。
※カジノ側とは仕切られているため、行き来はできません。
※店内からはカジノ内部が少し見えますが撮影は禁止なので注意してください。
香港スタイルということで中華系メニューが中心かと思いきや、時間によって西洋風軽食、麺類など選択肢は豊富です。
ラクサ(ココナッツと魚介の風味のスープ麺)、フィッシュヘッドミーフン(魚の頭やカマで出汁をとった米粉ヌードル麺)などマレーシアのホーカー(屋台)定番メニューも。
マレーシアのホーカー(屋台)定番メニューもあり、気軽に楽しめます。
クリスピー・ロースト・ポーク(Crispy Roast Pork)は皮がカリカリで肉の部分はほんのり塩味。しかもしっとりと柔らかいのが特徴。
大根餅のXOソース炒め(wok-fried Radich Cake with XO Sauce)は大根の食感と甘塩っぱいソースでご飯が欲しくなる味
飲み物の種類も多いのですが、中でもおすすめは工芸茶とテタリ。
お湯を入れしばらくすると花が開いたようになる工芸茶はガラスの中で植物を育てるテラリウムのようで、見入ってしまいます。
テタリは氷の入ったボトルに入っています。テタリ独特の甘さだけではなく、紅茶葉の香りがしっかりついています。飲むたびに甘さと茶葉の香りの良さが合わさり街中のホーカー(屋台)で飲むのとはまた違った味わい。
外の賑わいが伝わってくる場所にありながら、店内はゆっくりと落ち着ける雰囲気。
窓際の席であれば毎時ちょうどに行われる人気のスカイシンフォニー・ショー(SkySymphony Show)も座ってみることができるのでオススメです。
(撮影by逗子マリナ)
※店内は許可をいただいて撮影しています。
※写真の無断転載禁止
グランド・チャ・チャーン・テン(Grand Cha Chaan Teng)
- 住所
- CQFW+P9W, Genting Highlands, 69000 Genting Highlands, Pahang
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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