【兵庫】とんでもない景色が! 4月から明石海峡大橋塔頂体験ツアー
こんにちは。
大阪特派員のかおりです。
今回は兵庫県の橋の紹介です。
世界最大級の吊橋を上から眺める
兵庫県神戸市と淡路島を結ぶ明石海峡大橋。
世界最大級の吊橋のツアー「ブリッジワールド」に参加してきました。
明石海峡大橋は1998年4月5日開通し、2022年4月までは世界最長でもあった吊橋で、2023年で開通25周年となりました。
工事に10年かかり、それまで船で行き来していた神戸と淡路島が車で行くことができるようになったわけです。
筆者は大阪から淡路島へ遊びに行ったり、3年間四国に住んでいたこともあり、何度もこの橋を通ってきたのですが、その橋が歩いて渡れる!おまけに登れる!?というツアーがあるということを知って驚き!
ちなみに神戸から四国までは明石海峡大橋→淡路島→大鳴門橋(1985年開通)→四国というルートになっています。
パンフレットには「普段立ち入ることができない管理用通路を渡り、海上約300mの主塔へご案内します!」と記載してあるのですがいまいち理解できず、どこにどうやって行くの?と現地で橋を目の前にしてもよくわかりませんでした。
上の写真に印をつけてみたんですが、黄色い線のところを通って赤い〇で囲んだところまで行くんですよ!
そんなところまで行けるなんて信じられないでしょう!
参加条件として、
1.中学生以上・・・中学生は大人の同伴が必要なのですが、半額なので子どもがいる家族は中学生のうちに参加をしましょう。
2.2km以上の歩行と階段の昇降ができる・・・体力のない筆者でも登れましたのでたいていの方が大丈夫です。
3.高所および閉所恐怖症でない・・・海上300mに行きますので高所恐怖症の方はもちろん無理です。
長時間いるわけではありませんがエレベーターおよびエレベーターを待つスペースや階段などが狭いですので、閉所が苦手な方は厳しいです。
ツアーの行程紹介します
筆者が参加した2022~23年度は2つある主塔の神戸側のエレベーター更新工事にともない淡路島側が発着となっていたため、2024年4月からの神戸側発着とは写真が異なっていますのでご了承ください。
2024年度の集合場所は神戸市の橋の科学館となっており、橋の科学館を見学、体験の説明を受けます。
ベストとヘルメットを着用します。
橋から物を落下させることは許されませんので基本は手ぶらですが、スマートフォンのネックストラップの貸出がありますので、写真はOKです。
ベストにはジッパー付きのポケットがついており、そこに貴重品を入れることができます。
ペットボトルホルダーと小さなリュックも貸出がありますが、風も強くていろいろ身に着けていると危険ですし、両手には何も持ってはいけませんので最小限の荷物にしましょう。
橋のケーブルを固定するコンクリートの重しであるアンカレイジから橋に登ります。
写真は淡路島側のアンカレイジで、2024年度の神戸側のアンカレイジへはどこから入って行くのか不明です。(すみません。)
アンカレイジにある階段を終えるとこの景色。
ここを歩くんですよ!
この通路は観光用ではなく管理用に作られたものなので、作業用の車も通ります。
主塔までの約1km約15分、実際に建設に従事した5人のツアーリーダーが案内してくれるので話の内容が深い!
各自にイヤホンが配られているので、リーダーの話はしっかり聞こえます。
網目状になっているので、足元に広がる海が丸見えでちょっと怖いです。
主塔の基礎近くにある15人乗りのエレベーターに乗り込み約2分。
エレベーターのボタンが「塔頂98F」の海面より約289mがこちら!
15分間景色を楽しむことができます。
グループで記念写真を撮ってくださり、帰りに塔頂に昇った認定証としてもらえます。
神戸方面はビルやマンションが立ち並び、淡路島方面は緑が多く本州側とはまったく異なる景色です。
壁に穴が開いていて、こんな写真を撮ることもできます。
トイカメラ風写真も面白いです。
橋の上に行くなんてなかなか体験できることではありませんので、非常にいい経験になりました。
集合場所まではJRか山陽電鉄で行くことができますので、ぜひおすすめしたいツアーです。
明石海峡大橋 ブリッジワールド
- 参加費
-
平日 大人5000円 中学生2500円
土・日・祝 大人6000円 中学生3000円 - 集合場所
- 橋の科学館(兵庫県神戸市垂水区東舞子町4−114)
筆者
大阪特派員
かおり
家族の転勤により大阪・徳島・埼玉に住み、今回で3度目の大阪には累計で約20年ほど住んでいます。
【記載内容について】
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