【スペイン】ジャカランダとブーゲンビリア

公開日 : 2024年05月24日
最終更新 :

例年よりはやや気温が低い気はするものの、夏の訪れを感じるバレンシアです。

5月はやや暑いものの、湿気がないのでカラッと気持ちよく新緑がまぶしい季節。今の時期になると特に目を楽しませてくれるのが、ジャカランダとブーゲンビリアです。スペイン語では、ハカランダ(Jacaranda)とブガンビージャ(Buganvilla)といいます。

どちらも私が住む郊外の町でも見かけますが(トップの写真は私の町の庭園です)、バレンシア市内にはお気に入りのスポットがあります。

中南米原産で藤色の花が咲いた様子が美しいジャカランダを見るなら、ビベロスと呼ばれている庭園ハルディネス・デル・レアル(Jardines del Real)。ここにはとても大きなジャカランダの木があり、その下にバルのテラス席があるのです。今年は2回行きましたが、どちらも満席で座ることができませんでした。ジャカランダを見るなら、ブラスコ・イバニェス大通り(Avenida de Blasco Ibáñez)がこの庭園に突き当たるところにある門から入るとわかりやすいです。園内にはほかに何本もジャカランダの木があります。

なかなか座れないジャカランダの下のテラス席
なかなか座れないジャカランダの下のテラス席

ハルディネス・デル・レアル Jardines del Real(通称ビベロス Viveros)

住所
Calle Cavanilles 1, Valencia(入り口は複数あります)
開館時間
年中無休7:00~21:30
入園料
無料

またすぐ近くのトゥリア庭園(Jardín del Turia)やブラスコ・イバニェス大通り(Avenida de Blasco Ibáñez)でも目にすることができます。昔は川床だったトゥリア庭園に架かるエキスポ橋(Puente de la Exposición)近くにあるバル、Kiosko Bar Riu Túria(※すぐ下の地図のところ)のすぐ横にも大きなジャカランダがあるので、ここでお茶かビールでくつろぎながらお花見をすることもできます。

ブーゲンビリアは個人宅のベランダなどでも目にしますが、圧巻なのはモンフォルテ庭園(Jardín De Monforte)のブーゲンビリアのトンネルです。うっかり横で写真を撮り忘れてしまったので見にくくてすみません。トンネルの中にはいくつかベンチがあるので、そこに座ってゆっくり楽しみたいですね。

鮮やかな色彩が印象的なブーゲンビリアのトンネル
鮮やかな色彩が印象的なブーゲンビリアのトンネル

モンフォルテ庭園 Jardín De Monforte

住所
Calle Montforte S/N, Valencia
開館時間
年中無休 10:00~20:00
入園料
無料

ビベロスにはバラ園があり、モンフォルテにもバラがたくさんあるのですが、時期的にはバラの時期が過ぎた後にジャカランダとブーゲンビリアの季節になるようで、一緒に楽しめないのが少々残念です。

モンフォルテ庭園にて。奥に見えるのがブーゲンビリアのトンネル
モンフォルテ庭園にて。奥に見えるのがブーゲンビリアのトンネル

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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