コンコルド広場
Place de la Concorde
パリの要、パリの美の中心
中央にはエジプトから贈られたオベリスクが建ち、ヒエログリフ(神聖文字)が鮮やかに浮かび上がる。オベリスクの足元に立って北に目を向ければ、ロワイヤル通りの奥にマドレーヌ教会が見える。西にはシャンゼリゼ大通りが延び、はるかに凱旋門を望む。東にはチュイルリー公園とルーヴル宮、南にはブルボン宮(国民議会)……。360度にすばらしい眺望が広がるこの広場は、まさにパリの「要」というにふさわしい場所。特に夜景の美しさは、パリでいちばんともいわれる。
もともとはルイ15世のために造られた広場で、「ルイ15世広場」と呼ばれていたが、フランス革命の勃発により、「革命広場」と名を変えた。中央にあったルイ15世の騎馬像は取り払われ、代わりに置かれたのがギロチン台。1793年から1795年にかけて、ルイ16世、マリー・アントワネットを筆頭に、デュ・バリー夫人ら貴族たち、革命の指導者であったダントン、ロベスピエールなど、1119人がこの広場で処刑された。そんな血なまぐさい記憶を消し去るためだろうか、1795年には「調和」を意味する「コンコルド広場」と再び名を変え、現在にいたる。
写真
基本情報
- 最寄りのメトロ(地下鉄)駅
- 1・8・12 Concorde
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。