プティ・パレ(パリ市立美術館)
Petit Palais - Musée des Beaux-Arts de la Ville de Paris
美術の逸品を秘めた小宮殿
グラン・パレと同様に1900年、万国博会場として建てられた。名前は「プティ(小さい)」でも、実際は立派な美の宮殿だ。入口を入って左の階段を上ると、広々としたホールが常設展示室になっている。明るい展示空間で作品を鑑賞することができる。モザイクを敷き詰めた床、天井のレリーフもまた見事だ。展示品は、絵画・彫刻のみならず、七宝、タピストリーなど多岐にわたっている。絵画では、19世紀から20世紀初頭の作品に見応えがあるものが多い。モネの『ラヴァクールの日没Soleil couchant sur la Seine à Lavacourt, effet d'hiver』、セザンヌの『水浴する3人の女たちTrois baigneuses』など印象派の傑作も揃っている。ジョルジュ・クレラン作『サラ・ベルナールの肖像Portrait de Sarah Bernhardt』、ガレのガラス工芸作品、ギマールの家具など、20世紀初頭のベル・エポックのパリを彷彿とさせる一連の展示もお見逃しなく。
写真
基本情報
- 最寄りのメトロ(地下鉄)駅
- 1, 13 Champs-Elysées Clemenceau
- 住所
- Av. Winston Churchill 8e
- 開館時間
- 10:00〜18:00 (金は企画展のみ〜21:00、入場は閉館の45分前まで)
- 休館日
- 月、1/1、5/1、7/14、12/25
- 料金
- 無料(企画展は有料)
- ウェブサイトのアドレス
- www.petitpalais.paris.fr
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