マルモッタン・モネ美術館
Musée Marmottan Monet
モネの代表作を所蔵する
高級住宅地として名高い16区パッシーの先、ブーローニュの森に近い閑静な地区にある。美術史家ポール・マルモッタンの邸宅が、そのまま美術館になったものだ。マルモッタン夫妻によって集められたナポレオン時代の調度品や絵画のコレクションに加えて、後年、数々の印象派の作品が寄贈され、現在の形となった。とりわけ、モネの息子ミッシェルが遺贈した父親の作品群のおかげで、印象派ファンにとって見逃せない美術館となっている。
何といっても圧巻なのが、モネの展示室。印象派の曙を告げる『印象、日の出Impression, Soleil levant』(1872)をはじめ、『ルーアンの大聖堂Cathédrale de Rouen. Effet de soleil. Fin de journée』(1892)や『雪の中の列車Le train dans la neige. La locomotive 』(1875)、そして、ジヴェルニーの庭で描かれた『睡蓮』や『太鼓橋』の連作など、初期から晩年までのモネの最も重要なコレクションが所蔵されている。モネを愛する人は必ず訪れたい美術館だ。
その他、ルノワール、シスレー、シニャックなどの作品があるほか、印象派随一の女性画家として近年再評価が著しいベルト・モリゾの作品を80点も所蔵している。
写真
基本情報
- 最寄りのメトロ(地下鉄)駅
- ⑨La Muette
- 最寄りのRER線駅
- ⒸBoulainvilliers
- 住所
- 2, rue Louis Boilly 16e
- 開館時間
- 10:00〜18:00 (㊍は〜21:00)(入場は閉館の30分前まで)
- 休館日
- ㊊、1/1、5/1、12/25
- 料金
- €12、25歳未満の学生と18歳未満は€8.50※ウエブサイトからの予約がおすすめ
- ウェブサイトのアドレス
- www.marmottan.fr
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。