アルカサル (セゴビア)
Alcázar
スペインの歴史を見守ってきた城
断崖の上にそびえるその姿は、ディズニー映画『白雪姫』の城のモデルになったことで知られる。この天険の地形を利用してローマ時代から要塞が築かれ、12 ~ 16世紀には王城として使われた。現在の建物は1862年の火災後に再建されたものだ。ムデハル様式の格天井や石膏細工、諸王ゆかりの武器や調度品が、城の歴史を物語っている。1474年にはカスティーリャ王女イサベルがこの城で即位を宣言し、またスペインを世界の冠たらしめたフェリペ2世は1570年にアナ・デ・アウストリアと盛大な結婚式を挙げた。城内を見学したあとは塔に上ってみよう。カスティーリャの大地に点在するロマネスクの教会。雄大なパノラマを見ていると、この地を愛した諸王の境地がしのばれる。
写真
基本情報
- 電話番号
- 921 460 759
- 開館時間
-
毎日 10:00〜20:00
( 11〜3月は〜18:00) - 料金
- €5.50、学割€3.50(塔は別途€2.50)
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