高美湿地
Gaomei Wetlands
台湾のウユニ塩湖
台中から北西へ約20km、大甲溪の河口に広がるおよそ1500ヘクタールの高美湿地は、潮、天気など条件が重なると周りの風景を鏡面のように反射させることから、「台湾のウユニ塩湖」と呼ばれ近年注目を集めている。
高美湿地は絶滅危惧種の動植物が生息する野生生態保護区。湿地にはおよそ500mの木道が渡してあり、先端以外から湿地内に入ることは禁止されている。湿地には100種以上の鳥が生息しており、バードウォッチングを楽しんでいる人も多い。
周辺には海から吹き付ける風を利用した風力発電の施設が立ち、人工物と自然の景色が融合して独特の景観をつくり出している。
鏡張りの景色を見るための条件
空や雲、風力発電のプロペラが水面に反射して見られる鏡張りの景色は高美湿地が「台湾のウユニ塩湖」といわれるゆえん。鏡張りの景色を見るにはいくつかの条件が重なる必要があるので、訪れる際は気にかけよう。
条件1：潮の満ち引き
高美湿地は海に面した湿地帯のため潮の満ち引きがある。鏡張りの景色は干潮時に見られるので、訪れる前に官庁時間を確認しよう。
条件2：天気
天気は晴れた日がベスト。日中はもちろん、夕日の光でオレンジ色に染まった水面に景色が映し出される様子はとても神秘的だ。
条件3：風
風が吹くと水面に波がたってしまい景色がうまく反射しない。できるだけ無風の日に訪れるのがおすすめ。
写真
©iStock
湿地にはさまざまな生き物が生息している ©iStock
ウッドデッキの遊歩道でくつろぐ人たち ©iStock
FAQ
高美湿地の日没時刻は？
高美湿地の引き潮の時間は？
高美湿地のベストシーズンは？
水位が低い3月～10月は水面に景色が反射する鏡張りの絶景を見られる可能性が高いです。
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基本情報
- 住所
- 台中市大甲溪出海口
- 電話番号
- （04）2656-5810
- 開館時間
- 桟橋8:00〜18:00（満潮の前後2時間は閉鎖）
- 交通アクセス
- 台鐵台中駅より9、304、306路バスで「清水」下車（清水火車站ではないので注意）、同じバス停で下記の「高美濕地」行き178、179路バスに乗り換え、約20分。または台鐡台中駅より309路バスで「高美湿地（三順路）」下車、徒歩約25分
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