シーニックワールド

ブルーマウンテンズ随一のアトラクションスポットで、ブルーマウンテンズのパノラマが楽しめる乗り物と温帯雨林を満喫できるボードウオークがある。　まず、谷底から270m、片道約720m を往復するシーニックスカイウェイScenic Skyway（対岸カトゥーンバフォールズ駅で降りることも可能）。前方にスリーシスターズ、眼下に飛沫を上げるカトゥーンバフォールズ、そしてあたりを埋め尽くす広大な樹海ジャミソンバレーの景色を眺める。床の一部が透明なのもおもしろい。　次に乗りたいのが、標高差415m を下るトロッコ列車のシーニックレールウェイScenic Railwayだ。世界最大といわれる最大斜度52 度を滑り下りるのはかなり楽しい。谷側の駅に着いたら、そこからうっそうとした温帯雨林内に造られた遊歩道シーニックウオークウェイScenic Walkway を散策。途中にかつての炭坑跡が残っている。この一帯は石炭が豊富に産出された場所で、シーニックレールウェイはもともと炭坑夫を運ぶために敷設されたトロッコだったというわけだ。シーニックウオークウェイを10 〜15 分歩くと、谷側のシーニックケーブルウェイScenic Cableway 駅に到着。ここから84 人乗りの大型ゴンドラ、シーニックケーブルウェイに乗り、大きな窓からジャミソンバレーの青々としたユーカリ林を眺めながらターミナルへ戻るというのが一般的だ。