ムノート
Munot
町を見下ろす珍しい円形の城塞
町やその周辺の監視を目的に1564年から1585年にかけて造られた城塞で、アルブレヒト･デューラーの論文に基づき円形城の形態をとった唯一の建物。実際には、この城塞をめぐる大きな戦いはほとんどなく、唯一1799年にオーストリアとフランスとの戦場になったときにも、相手の砲火に耐えうるものではなかったため、標的にもならなかった。しかし文化遺産として守るため、1839年に保存協会が発足。市民の協力を得て現在にいたる。
内部はらせん状のスロープに、上部は円形広場になっている。銃眼からはシャフハウゼンの美しい町並みはもちろん、ライン川やブドウ畑の広がる周辺の田園風景が一望できる。
基本情報
- ※
- ウンターシュタット通り沿いにある小さな広場の奥に、ムノートに上る細い階段がある。
- URL
- munot.ch
- 開館時間
- 5〜9月 8:00〜20:00 10〜4月 9:00〜17:00
- 料金
- 無料
最終更新 :
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