フィリップスコレクション

The Phillips Collection

美術全集を見ているよう

ワシントンDCに美術館は数あれど、フィリップスコレクションは、個人が有するアメリカ最初の近・現代美術館として歴史的に大きな意味をもつ。2021年に開館100周年を迎えた美術館はマネ、ゴーギャン、ゴッホ、ドーミエ、ドガ、ブラック、ルノワール、セザンヌ、ピカソ、ボナール、クレー、マチスなど、19〜20世紀のフランス印象派とダヴ、オキーフらアメリカモダニズムの作品を中心に、約6000点を収蔵する。もともと、個人の邸宅だった所が美術館として公開されているので、アットホームな雰囲気のなかで、じっくりと絵画鑑賞をすることができる。企画展にも意欲的で、レクチャーやツアー、音楽会なども行われるから、機会があればぜひ参加してみたい。
美術館の必見の作品はルノワールの『舟遊びの昼食』。美術全集にもよく登場する作品だから、しっかり見ておきたい。

写真

基本情報

住所
1600 21st St. NW
電話番号
(202)387-2151
開館時間
火〜日11:00〜18:00
休館日
月、おもな祝日
料金
g$16、62歳以上$12、学生$10、18歳以下無料。時間指定の入館券が必要。予約はウェブサイトで、4週間前の火曜12:00から可能。なお、当日でも余裕があれば入館できる
行き方
レッドラインDupont Circle駅下車。Q St.側の出口を出て、Q St.を左に1ブロック歩くと右手にある。また、駅のQ St.側出口のエスカレーターを降りると街路表示がある
Wi-Fi
無料あり
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