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皆さん、こんにちは!
ここラ・スぺツィアは朝、晩は爽やかな気候ですが、お昼になるとまだ残暑の暑さのようです。
朝とお昼の気温の差が激しいので、体調には気を付けたい今日この頃です。
さて、家に設置されているインターネットが故障し、そんな時に限ってメールでやり取りをしなくてはいけない用事が2件も入っていて、非常に焦りました。なんとか数日前から使えるようになりました。
それから、前回レモンの記事を書いてしばらくしてから1キロの値段が下がってきました!
レモンの大きさは小ぶりですが、記事にしたのがよかったのか?!少しは効果があったかもしれません。(笑)
さて、今回はリグーリア州のパスタの基本中の基本イタリアンソース、ペースト・ジェノヴェーゼ(バジルソース)をご紹介します。
リグーリア州の住民はペースト・ジェノヴェーゼは家で手作りが基本なんです。
ペースト・ジェノヴェーゼを作るための大理石の擂り鉢と木のすりこぎは一家に一つは必ずあります。
これは大阪人のご家庭に<たこ焼き器>があるのとまるで同じです。
これが大理石のすり鉢と木のすりこぎ
すり鉢とすりこぎが両方とも木になっているのもあります
こちらはマルモのすり鉢とすりこぎ
さて、本題のペースト・ジェノヴェーゼとペーストアッラ・ジェノヴェーゼの違いなのですが、ペースト・ジェノヴェーゼの材料は、ジェノヴァのプラという地区の小さな葉のバジリコ、塩は海のあら塩、イタリア産の松の実(ピノーリ)ニンニクはインぺーリア県のヴェッサーリコ産、パルメザンチーズかフィオーレ・サルドという名のサルデーニャのペコリーノチーズ(羊のチーズ)最後にはイタリア産のオリーブオイルエキストラバージンです。
この材料を少しでも変更すると、ペースト・アッラ・ジェノヴェーゼという名前になります。
<アッラ>は、あら?!材料が違うの?という日本語のびっくりした意味ではありません。
何々風という意味です。(いわゆるなんちゃってですね!)
ミキサーで作らずせっかくですからイタリアへ来られた時にペースト・ジェノヴェーゼ用の<すり鉢とすりこぎ>を購入し家でトライしてみてくださいね!
ペースト・ジェノヴェーゼの材料を揃えるのは非常に難しいと思いますので、ペースト・アッラ・ジェノヴェーゼになってしまいますが、すり鉢とすりこぎを使っただけで、本物の味になった気分になるはず!
イタリアンのホームパーティーをされるときにでも皆さんとワイワイ話ながら作っても楽しいですね!
こちらがペースト・アッラ・ジェノヴェーゼの作り方です。(イタリア語)
良かったら参考にされると幸いです。
ケイコ