キーワードで検索
皆さん、こんにちは!
さて、ここイタリアはもうすっかり秋になり、冬に向けて日に日に寒くなって気温が下がってきています。
そこで、これから来られる旅行者のために現在のイタリア全土の天候や服装をお知らせしたいと思います。
先日ミラノへ仕事に行ってきたときにも思いましたが、北イタリアのミラノなどはこの時期、雨も少なく割とお天気はいい方だと思います。
ただし、朝、晩は、8度ぐらいまで下がります。大抵のマンションの暖房機がすでに使用されているそうです。
ですので、朝からお出かけの際には冬用のコートを着用し、お昼には20度近くまで暑くなりますので、カーディガンなどの脱ぎやすい服装がいいと思います。
ヴェネツィア方面は比較的快適な気候と言われています、朝、晩は12、13度程度、日中は20度近くまで気温が上昇します。
週に2,3度は雨も降りますので、傘を持参されるといいと思います。
フィレンツェ方面も朝、晩は13度ぐらい、お昼は21度ぐらいまで気温が上がります。
雨は週に何度かは降りますので、傘を準備されるといいと思います。
ジェノヴァ方面は比較的雨が多く、昨日も公立の学校が休校になりました。常時傘を持参されることをお勧めします。
朝、晩は15度程度、お昼は高くても20度ぐらいの予想。
首都ローマ方面では朝、晩は13度ぐらい、お昼は25度まで上昇します。
雨は時々降る程度です。
ナポリ方面は朝、晩は16度から18度とやや暖かく過ごしやすくなっています。お昼は22度程度まで上昇します。
この時期はシロッコという大抵は初夏にアフリカから地中海を越えてイタリアに吹く暑い南風(あるいは東南)が吹いて、その影響から若干暖かくなっています。これはサハラ砂漠を起源とする風で、北アフリカでは乾燥していますが、地中海を越えるためイタリア南部到達時には高温湿潤風となり、時に砂嵐を伴うそうです。
プーリア、カラブリア、シチリア島、サルデーニャ島方面は朝、晩は17,8度お昼は25度ぐらいまで上がります。
多少は山沿いや海沿いなどで変わってきますし、湿度によっても体感気温は変わってきますので、どこの場所へ観光に行くのか随時チェックされることをお勧めします。
服装は日本の秋の服装でいいと思いますが、TPOを心がけて旅行者らしくカジュアルな動きやすい恰好がいいと思います。
例えば教会へ入場するときに半パンやノースリープの服装はご遠慮ください。
そして旅行者で稀に<街を散策中ローレックスの時計をはめていたら、現地の人に取られた。>というような話を聞いたことがありますが、そもそも外国へ観光するときにローレックスの時計を初め高級時計を身に付けているのも考えものです。
カジュアルな服装に見合った時計やアクセサリーを身に付けてあまり値段がかからない、万が一取られてもいいものをお勧めします。そして、バッグも一目瞭然でわかるブランドメーカーの物ではなく、ノーブランドか、プチプラの安くそして快適なものをお勧めします。
もし最後の晩にフェスタ(パーティー)で服装もエレガントですので、装飾品も高価なものを身につけたいとおっしゃる方もいると思います。
そのような時には、現地に着いてからアクセサリーを付けるようにしましょうね!
最後に、時々思うのですが、日本人の歩き方でたまに男性も女性でも草履のようにどんな靴でも擦って歩く人を見かけます。以前の日本人の習慣では草履や履物、室内スリッパを擦って歩くことはあったと思いますが、今の靴ではかなりギャップもありみっともないですので、足は上げて擦らないように元気よく胸を張って堂々と観光して下さいね!
ケイコ