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フォルチェッラ地区にあるピッツァ・フリッタ専門店<デ・フィリオレ>

ピッパ

ピッパ

イタリア特派員

更新日
2017年11月8日
公開日
2017年11月8日
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チャオ・ア・トゥッテイ!(Ciao a tutti!)

11月に入りここナポリは数日前から雨が降っていて日増しに寒さが加わってまいりました。

そんな中、私はナポリの生活にもすっかり慣れ、以前住んでいたころよりナポリという街を改めて観察しながら楽しく過ごしています。

さて、今回はフォルチェッラ地区(実は危険な地区なのですが、、、)にあります、ピッツァ・フリッタ専門店へ行ってきましたのでご紹介したいと思います。

当日は午前中から雨がかなり降っていて、本音は外出をやめようかと少し迷ったのですが、年末にかけて何かと物入りだし現金の円からユーロに交換しておこうとナポリの中心地ムニチーピオ広場近くにある某都市銀行へ行ってユーロに両替しました。今年の春あたりはルートもよかったのですが、今はユーロが挽回し円から両替しても割に合わないのですが仕方がありません。クレジットカードから現地キャッシングをすることもありますが、時々このように現金の円からユーロに両替することもあります。

旅行者の人は現地ではなかなか銀行まで行き両替をすることは時間のロスを考えますと難しいので、出発する前にあらかじめ、日本の銀行や空港などで両替をしてユーロの準備をしていた方がいいですね。

銀行から出た後、雨はさらに強く降ってきて寄り道せずまっすぐに家へ帰ろうと思ったのですが、友人がどうしてもこのピッツェリアへ行ってみたい!と切望したので、ピッツェリアまで徒歩15分程度かかりましたが、私もここのピッツェリアは行ったことがなかったのと、美味しいピッツァフリッタが食べられるのならと期待をしずぶ濡れになりながら早歩きで行きました。

こちらが<デ・フィリオレDe' Figliole>です!

いつもは行列ができるのですが、11時半前には到着しましたので1番手にお店に入ることができました。

写真の中にはナポリで特に有名な俳優兼歌手、ニーノ・ダンジェロNino D`Angeloが!

内装は白が基調!シンプルで清潔!

当時のピッツェリアの写真がメニューの表紙になっています。

メニュー左にはこのピッツェリアがどうして開店されたかなどが説明されています。

そして8種類のピッツァフリッタのみ食べることができますので、いわゆる定番のマルゲリータなどは食べることはできませんし、よくピッツェリアにはコロッケやちょっとしたフリッタなども一緒に食べることができるのですが、ここはコロッケさえもありません。ピッツァフリッタ1本のみです!(飲み物:ビール、コーラ、ファンタ、ミネラルウォーターはもちろんあります!)

さて、ピッツァ・フリッタ(揚げピザ)がきました!!!

私は名前が面白かったのでキッキネーゼChicchineseを注文!6ユーロ

中はスカローラScarolaというイタリアの野菜(日本ではニガキクジシャというそうです)、アンチョビacciughe、サラミsalame、チッチョリciccioli・チコリcicoli(豚のばら肉を加熱し何層も重ねて圧縮固めしたもの)ペッパーpepe、プロヴォラprovolaという名のチーズ、トマトpomodoro、黒オリーブolive nereが入っていました!

こちらは友人が頼んだコンプレータCompletaのピッツァ・フリッタ 5ユーロ

中はトマトpomodoro、ペッパーpepe、モッツアレラチーズmozzarella、リコッタチーズricotta、チッチョリciccioli、サラミsalame入りでした!

ピッツァフリッタなので胃に重い?油ギラギラなの?!と思いましたが、一切胸やけもなく、カリッと生地は香ばしく中身はナポリマンマの味がほのかにした癒し系のピッツァフリッタで、雨に濡れた体もほっこり温まりました!

いかがでしたか?一度このピッツァ・フリッタ専門店へ足を運んでみませんか?

<インフォメーション>

アンティーカ・ピッツェリア・デ・フィリオレ本店 Antica Pizzeria De' Figliole

所在地: Via Giudecca Vecchia, 39, 80139 Napoli NA

時間: 12時~15時,18時~22時

電話: 081 286721

休業日:日曜日

カゼルタ店、カゾーリア店、ヴォメロ店もあります。

次回は近場のヴォメロ店で食べたいと思います!

ピッパ

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