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皆さん、こんにちは!
さて、仮面舞踏会のオペラが終了し、ラ・ボエームの稽古が始まりました。
このオペラは声楽を勉強している人はほとんど一度はオペラを見たり、聞いたり、歌ったことがあるかと思います。それだけ、有名なオペラの一つになります。
筆者も初めはソプラノのアリアの勉強をしました。このオペラでパヴァロッティ、フレーニ共演のCDを買い、若かりし頃、何度も繰り返して聞いていました。そのオペラを発祥国イタリアで仕事ができる喜びと深い責任が同時に生まれます。
何度同じオペラをすることになっても指揮者が違っていたり、演出家が違ったり、合唱のマエストロが違うと、まったく初めてのオペラに感じさせられます。
今回の演出家は大指揮者リッカルド・ムーティの奥様クリステーナさんがします。もともと奥様も音楽をしていて、ミラノの国立音楽院でムーティと知り合ったとか。
指揮者は名前は外国人のようですが、イタリア生まれ、時々冗談をいいながら、とても面白い言い方をするのですが、的は得ていて非常に勉強になることを言ってくれます。
音楽練習はピアチェンツァ歌劇場で行われましたが、立ち稽古からは、毎日大型バスに乗ってラヴェンナへ行きます。あまりにも仕事が終わるのが遅いときには2泊歌劇場からホテルを用意してくれました。
ラヴェンナ歌劇場をはじめ、リミニ歌劇場などツアーでイタリア各地の劇場を回ります。
ミラノ・スカラ座も同じオペラをしています。ナポリのサンカルロ歌劇場も夏にラ・ボエームをします。
世界中で公演が行われますこのオペラ、一度聞きに来ませんか?
ピッパ