【イタリア・ミラノ】ヨーロッパのアンティークジュエリーや骨董品に出会える蚤の市

古い物を大事に受け継ぎ、大切にする文化のあるイタリア。
ミラノに住む人々も、ジュエリーやレザー製品、家具、洋服など新しいものより歴史のあるアンティークやヴィンテージを好む傾向にあります。

ミラノでは主に日曜日、観光名所にもなっているエリアで骨董市を開催。
食器やジュエリー、絵画、服飾品などあらゆる商品が軒並び、掘り出し物を探す楽しみもあります。

地元の人々のほか、世界各地から観光客が訪れるアンティークマーケットを２ヶ所ご紹介します。

毎月最終日曜日に、ミラノの観光名所でもあるナヴィリオ運河沿いにてアンティークマーケットが開催されています。

多種多様で運河沿い約２kmに、約300軒以上の骨董品販売業者や個人のコレクターが出店する蚤の市。

家具や食器、美術品、カメラ、ブランドのヴィンテージバッグ、洋服などあり、全て見て回るのには半日かかる広さです。

観光名所にもなっているスポットでもあり、地元住民のほか多くの外国人や観光客で賑わい、お昼過ぎに行くと歩くのに困難になることも。

ここでは、コインや古本、シルバーの食器、アンティーク調の額縁などもあり、ヨーロッパ文化の歴史についても深掘りできるのです。

ヨーロッパの品物以外にも、アフリカやアジアの古物、日本の浮世絵など取り扱っている店舗があるので見ているだけでも楽しめます。

布やボタンも販売しているので、ハンドメイドが好きな人にもおすすめの場所でもあります。

運河沿いには、多くのレストランやバーが軒並んでいるのでショッピングを楽しんだ後は食事も堪能しましょう。

ミラノの中心地に位置するブレラ地区では、毎月第３日曜日に蚤の市が開催されています。

小規模な骨董品販売業者から個人コレクターなど出展。
宝石や絵画、古着、ガラス製品に至るまで、アンティーク愛好家が掘り出し物を探しにくる場所でもあります。

トレンドの発信地でもあるブレラ地区、来場している老若男女問わずおしゃれで魅力的なミラノに住むミラネーゼファッションも見逃せません。ジュエリーや小物、雑貨など目を引くようなディスプレイなどセンスの良さも垣間見れます。

ナヴィリ運河の蚤の市に比べると規模は小さいですが、街中の小道など歩きながら散策気分で楽しめるスパースです。

ここでは、アンティークジュエリーが多く並んでいるので手頃な価格で素敵な一点ものに出会える楽しみがあります。
シャネルのブローチやモンブランのペンなど７０ユーロ前後で販売している店舗も。

シャネル以外にフェンディやディオール、グッチなどトップメゾンのアンティークジュエリーや、ヴィトンやプラダのヴィンテージバッグも販売しています。

洋服の種類も多く、モスキーノやマリメッコ、ドルチェ&ガッバーナなど見つけることも。

ヴィンテージの時計や陶器の小物入れなど、レトロで可愛らしいデザインも見どころの一つです。

手のひらサイズの置物やクリスタルオブジェ、シルバーのアンティークスプーンなどインテリアにもおすすめの品物が揃っています。

ヴィンテージのほかストリートフードやハンドメイドジュエリー、ユニークなオブジェなども楽しみ方はこちらのフリーマーケットについての記事も参考にしてください。
個人のコレクションから骨董品販売業者に至るまで、ここでしか手に入らない多くの品物が並んでいます。
カード払いが可能な店舗が多くありますが、一部では現金のみの場所もあるので小銭など用意していきましょう。

イースターやクリスマスのある月は開催日が異なることがあります。訪問する際はインスタグラムなどでチェックしてください。