お菓子の家は魔女の家 Hexenhausヘクセンハウス
可愛らしいお菓子の家のコンテスト
紙に書いて投票。 iPadで作品紹介もされている。
SOMA地区のマリオットホテルのロビー
12月の中頃になると、ホテルのロビーでは、甘いクッキーの香りが漂う。 ジンジャーブレッドハウスがあるホテルは、玄関に入るとクッキーの香りでいっぱい。
ホリデーシーズン到来だ。
老舗ホテルフェアモントホテル
各国の要人達御用達ホテル、サンフランシスコのicon(アイコン)的ホテル。
そしてここも、グリム童話 "ヘンゼルとグレーテル" に出てくるようなのお菓子の家がある。 ジャンジャーブレッドを壁や屋根をつくり、チョコレート、マシュマロ、グミ、粉砂糖とかお菓子の材料で飾り付けして一軒家が完成。 フェアモントホテルは、1908年から毎年作り続けていて、以前は小さかったけど2006年からは等身大のお家になった。 子供が喜ぶのは分かるけど見てると親御さんの方が興奮気味、果たしてパパママは、ヘンゼルとグレーテルの話をしたかどうかは分からんけど、童話ではお菓子の家って魔女の家だった。 お菓子の家を "ヘクセンハウス" と言ったりするけど、直訳は魔女の家らしい。
欧米のクリスマスの風物詩、その頃の食べ物『ジャンジャーブレッド』生姜を使った洋菓子。 各家庭で焼くことが多いけど、パン屋さんスーパーでも簡単に買える気軽な季節のお菓子。 期限は古代ギリシャ時代らしいから大昔からあったお菓子だ。 柔らかめに焼いた物をジンジャーケーキ、固めのクッキー状に焼き上げた物をジンジャーブレッド、ジンジャークッキーと呼んでいる。
近くで見てみると‥ 紅白のキャンディー、小さなグミ、そしてお人形型のジンジャーブレッドが使われていて、煉瓦の目地は、お砂糖を固めたもの。
本物のグミかどうか取っちゃった跡、かじって確かめたと思われるマシュマロは元の色むき出しだ! ちょっと痛々しいけど、気持ちは十分わかる。
では、日本では定番のクリスマスケーキみたいなのってここではどうなのだろうか? "ブッシュ・ド・ノエル" "イチゴのショートケーキ" みたいなデコレーションされたケーキでお祝いするかと言えと案外そうでもなく、ナッツやドライフルーツの入ったタルトのようなケーキやパンを食べる、あるいはパイにして食べる‥といった程度。 案外地味なケーキで、感謝祭と同じくパンプキンパイを作る家もあった。 アメリカ人が、日本のデコレーションケーキを「ファンシー」「ビューティフル」と褒めるのは大いに納得できる。 もし日本と同じようなクリームたっぷりのフワフワしたクリスマスケーキを食べたい場合は、ケーキ屋さんで注文するか家で作るか。 もし見つかるとすれば日系、アジア系スーパー食材店、セーフウェーのケーキコーナーといった所かも‥。
あ〜日本のイチゴの乗った白いフワフワのクリスマスケーキ懐かしい。
(お題:クリスマスケーキ)
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。