麺の種類とアウェーな指差し注文 de 共通のアレ!
サンフランシスコは、食の都☆ そろそろ来年度版のミシュラン、ザガットが発売されポイントが上がった下がった、☆ついた落ちたとかレストランは戦々恐々。
でもチャイナタウンにはあまり関係がない、美味くて安ければそれでいいのだ! ☆よりお客、街の食堂って本当はそんなもんだ。
世界で一番美味しい汁麺はフォーと言った美食家がいたらしい。 さっぱりとしたスープにツルツル米粉麺が、豚骨流行の日本のラーメンブームに対抗するかのよう。
『San Sun Restaurant(三陽食室)』の自慢は麺の種類、フォーは、9種類の麺から選ぶ。
これ、パスタで言うならショートパスタ "銀針粉" 他のフォー屋では見た事がなく珍しいだけで頼む。
炒麺では5種類から選ぶ。
注文の際、麺を決めるわけだけど、たかがフォーにこれだけの種類の麺が必要なのかと当然呆れ迷う。 お店の人に聞いても「あなたの好みでどうぞ」と素っ気ない。 見渡すと皆好みの麺で食べている。 英語の会話がなく、思い切り "アウェー" な雰囲気が漂う。
アウェーな雰囲気と言えば‥同じくチャイナタウンの『ホノルルカフェ』ここは台湾系で黄色っぽいエッグヌードル。
カフェらしく思い切り派手な小丼のワンタン麺で$3.50 コバラが空いたら訪れてみよう。 ストックトン通りで、クレー通りとサクラメント通りの間 店内(多分)中国語が飛び交うけど一応英語は通じる。 "指差し注文" でやってみよう。
指差し注文と言えば‥
エリス通りとラーキン通り角のフォー "リトルサイゴン" と言われている地区でベトナム系レストランが多く安くて美味いB級グルメ街
ここは、純粋に米粉のみで、細麺か太麺かだけ。 場所柄、女子一人歩きは、シビックセンター方面からアプローチしよう。 ユニオンSQからだとテンダーロインを通過しなければならない、万が一があるといけないからね。
リトルサイゴン店もいいけど、ソーマ地区6th通りサンフランシスコ市警察(SFPD)近く『タートルタワーレストラン』は、高速道路出口も近い、場所的に安全か否か微妙なエリア。
麺の話ついでに、この4店で共通の "物" がテーブルにある。
『Siracha Sauce(シラチャーソース)』
タイのチリソースのトップブランド。 去年の11月にLA郊外の工場で漏れてくる強烈な匂いで周辺住民が操業中止を求め、もめていたのは記憶に新しい。 タイのシラチャーと言う地名から名前がついていて、元はシーフードの味付け調味料だった。 アメリカで流通するようになり徐々にタバスコの代わりに使われるようになった。 収穫したその日にすり潰された唐辛子、酢、ニンニク、砂糖が主な原料。 日本では流通していないようでお土産にする人もいる。 何処のスーパーでも手に入る。
最初に紹介した麺9種類のお店
【San Sun Restaurant】
848 Washington St
San Francisco, CA 94108
http://www.sansunrestaurant.com
(お題:麺)
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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