ありがたや、産直リンゴ飲料
リンゴで作る無加糖、無濾過でアルコール分ない飲み物をアメリカでは "Apple cider(アップルサイダー)" と知ったのはつい最近でリンゴの擦りおろし汁の事だった。 フランス語でシードル(cidre)イギリスのサイダーもアルコール飲料の事を指しています。 アルコールが含まれている場合は、"Hard cider" " Cider jack" というそうだ。
『毎日リンゴ一個食べるとお医者さんがいらない。』 と言われるほど栄養価が高く、19世紀頃はミルク病の心配も少ない大変重宝な飲み物でした。
*ミルク病 ⇒ 有毒な草を食べた乳牛の牛乳を飲み続ける事で中毒症状をおこしてしまう命に関わるような病気。 低温殺菌がなかった昔の話ですよ。
アップルサイダーは、濾過した透明なアップルジュースに比べて風味があり、"リンゴを飲んでいる" 感じです。 しかし、日持ちしないのが最大の悩み。 食物の汚染問題も頻発しているので、食品製造業者さんは、HACCP の管理に基づいて生産しなければならず、昔ながらのアップルサイダーは、リンゴ農家の直接販売でくらいしかお目にかかれない貴重な飲み物で、かなりありがたい飲み物です。
そうそう、アップルサイダーを放っとくと、酸化して茶色になります(リンゴの皮をむいて放っとくと茶色になるのと同じ)更に自然発酵で二酸化炭素で出来て、微炭酸となる。 また、糖分がアルコールに変わってくる。 微炭酸系アルコール飲料 "シードル" がこれにあたります。 更に放っとくとアップルサイダー・ビネガー(リンゴ酢)となる。 葡萄と似ている!
www.martinellis.com
>> これからが季節です <<
この季節限定飲料は、秋から冬の飲み物で、感謝祭やクリスマスで飲まれます。 "ホット・アップルサイダー" は、暖めたアップルサイダーに、シナモン、ナツメグ、クローブオレンジの皮など香辛料を加えて飲んでも‥。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。