小さい秋見つけた <なすび>
フェリービルの朝市に出かてきました。 久しぶりに行ってきたので、完熟トマトより茄子が目立ってきていました。 季節が移ってきてます。
茄子。 "なすび" とも呼んでますが、ナス科ナス属の一年草の実。 原産地は、インド。
写真を見ると、様々な形がありますね。 丸茄子、長なす、卵形なす、米なす、白なす、青なす‥‥ 失礼、トマトも混ざっていました。 アッ! ピーマンもある。 何せ、この農家の方、いつも採れた野菜を "目方" で売っているんです。 この日は、1lb(パウンド)=約453g 1パウンドで2ドル99セントで売っていました。
『秋なすは嫁に食わすな』
秋の茄子の粕漬けをネズミに食わすな! の意味の和歌から生まれた言葉で、よく嫁姑の仲に例えられます。 秋の茄子は種が少ない→ 子種がない→ 大事なお嫁さんの子宝を案じて。 あるいは、こんなに美味しい物は憎い嫁に食わせてなるものか。
後者の意味でよく使われていますが、さて、皆さんは、どちらの意味が好きですか?
日本の某記事で、最近は、大きな野菜が流行っているとありました。 大きなズッキーニ、キノコ、茄子をフライパンでソテーして "ベジ・ステーキ"(これは勝手に名付けました)。 野菜の値段にしては割高ですが、お肉よりはお手頃で経済的、ヘルシーなのが人気のようです。
家では、長なすは、生姜、ネギ、おかか、茗荷を薬味に "焼き茄子" として。 色をとわず大型茄子は、オリーブオイルでソテーします。 この時のお塩は、海の塩より山の塩の方がしっかりなじむ。 少しの差ですが、調味料は、なるべく上質の物を使いたいところです。
全部食べ切れなかったら、翌日あたりトマトを加えて軽く煮込む。 塩、こしょうで味を整えると、淡白な食材のソースとして使えます。→ 鶏胸肉等がいいです。
10月に入り、霧の季節も終わり、この街も秋の気配が感じられます。 どんどん空が高くなってきました。
『天高く馬肥ゆる(秋)』
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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