Hyde Street Bistro
ケーブルカー・パウエル線が走るハイドストリート。 ロシアンヒルでは、背の高い街路樹がトンネルのように、アーケードのように道路、歩道を覆っています。
歩いてみると、こじんまりとしたカフェやレストランが多い事に気がつきます。 建物の作り上間口は狭く、入っていくのに少々勇気が必要かもしれない。 『ハイドストリートビストロ』 ここは、知らないと通り過ぎてしまうほど小さなビストロ。
初めて行きました。
歩道に小さなテーブルがあり、黒板にハッピーアワーのメニュー。 この日は、ムール貝がポテト付で10ドル。 かなりそそる。
穴場的な場所柄、観光客すれしていないのか適度にお客さんを "ほっとくサービス" です。 本当はほっとかれている訳ではないのですが、天井が高くゆったりとしているのでそう感じるのかもしれません。 奥の席に案内されたのでケーブルカーの音は全く聞こえず静か。
プリ・フィックスメニューが28ドル。 グランドメニューの星印の付いた料理からアペタイザー、メイン、デザートを各一品選びます。 トマトのタルタルサラダ、ペタルマ産チキン、クランブリュレを選択。
他にも頼んだビーフのタルタルは、軽く火のとおったフォアグラと野菜の甘みが充分出ていて、レアのハンバーグみたい。 ムール貝は、フェンネルの香り高いプロバンスを選びました。
隣席の女性が 「ブイヤベースと白身の魚どちらがお薦め?」 おフランス風発音で答えたお店の方 「今日は、ハルビット(白身の魚)です。」
ローカルの食材を中心にフランス料理のさりげない技法でどの料理も丁寧な品。 トマトは湯むきしてあり、チキンは皮めをきっちり焼きつけてあるのでお肉の中にジュースがしっかり残っている。 パリッと柔かとはこの事。
バナナのクランブリュレは、かすかな焦げ目の香ばしさがクセになり、甘い物は別腹とはよく言ったものです。
火曜日から日曜日の5時半から10時半までのディナータイムだけの営業で、7時まではハッピーアワーで飲み物も少しお手頃価格。 すてきなドレスを着ている方もいましたがカジュアルな服装で大丈夫です。
<Hyde Street Bistro>
1521 Hyde Street
San Francisco, CA 94109
415-292-4415
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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