ビールの話
「世界中で1番寒い冬は、夏のサンフランシスコ。 〜マーク・トゥエイン〜」
しかし、夏は夏。 ビールの季節。 大手ビールメーカーも、地ビールもがんばっています。 夏季限定ビールも売られています。
サンフランシスコには、ブリュワリーと言われる小規模なビール醸造所が、私の知っているだけでも12カ所あります。
例えば、サンフランシスコの代表的地ビール 『アンカースティーム』 は、話のタネに試してみては、どうでしょうか。 →Humming Aleは、新商品。
醸造所には、ダイニングも併設されている事が多いので、できたてを味わう事ができます。 また、自宅で飲む、ホームパーティー用でもスーパーマーケットで小さなビンで売られています。
上の写真は、『ゴードンビァッシュ』 市内から車で40分ほど、パロアルトという街に一号店があり、レストランも有ります。 ドイツ系ラガービール。 メルッツエンは、琥珀色のラガータイプでまろやかな中にもキリッと感があります。 勢いよく「カァ〜ップハァ〜!!」 を楽しみたい方は、チェコスタイル・ピルスナーでグイッと。 → Sommer Brew 季節のビール。
下の写真。
『ピラミッド・エールハウス』 は、ベイブリッジを渡り、バークレーにある醸造所で、レストランも有ります。 季節のビールを含めて4種類です。 ハーフヴァイゼンは、濾過しない白っぽいビールでフルーティ、レモンを搾って飲むと風味が冴えます。 アプリコットエールは、フレーバービール。 アプリコットの風味がしますが飲んでみるとしっかりビールです。 → Curve Ball は季節のビールで、来月からはJuggernaut発売予定。
さて、ビールと言えば "枝豆" と思うのですが、近所の米系スーパーマーケットでも "EDAMAME" として売られているし、煮豆みたいに豆だけのパックもあります。
そして、久しく日本の生ビールを飲んでいらっしゃらない方達。 サンフランシスコで日本から輸入された生ビールを飲む事ができます。 樽を見てみると、小さな日本サイズでかわいい。 クリーミィーな泡がたまらなく美味しくて、繊細さを感じます。
でも、21歳以上じゃないと、アルコール類は買えませんので、必ず西暦で記載された生年月日の証明書を持っていってください。 また、アジア人は実年齢より若く見られますので、自分は大丈夫‥‥とは思わずに持参しましょう。 店側に証明できないと買えません。
余談ですが、先日霧の出ている夕方、ジャケット、マフラー姿でビールを買いにいったところ「ID、プリーズ。」 と言われました。
ふと思い出した救急隊員の言葉 「女性の年齢は "首" で判断する。」 そうです。
アンカー・ブリューワリング・カンパニー www.anchorbrewing.com
ゴードンビァッシュ www.gordonbiersh.com
ピラミッド・エールハウス www.pyramidbrew.com
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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