美味しい景色のレストラン
皆様、明けましておめでとうございます。 健康でこの一年何とか、乗り切れますように年々、強く思うようになっているこの私。
そして皆様にとっても、お健やかな年になりますように、、、。
さて、新年と同時に、サンフランシスコの老舗レストランが、幕を閉じました。
通称”バンカメビル”。 本名”バンク・オブ・アメリカセンター”。 街のあちこちから見える、焦げ茶色ののっぽビル。
ここの最上階52階の『カーネリアンルーム』が、2009年大晦日の営業をもって、40年以上の歴史に終止符を打ちました。
市内で1番高い場所のレストランであり、夜景を眺めながらのディナーは、かつて、一世を風靡し、日本の駐在員さん御用達的存在だったそうで、“顔が利く”方も、沢山いらしたのではないでしょうか。 また、100人位のパーティー、お祝いの席として使われた方もいらしたのではないでしょうか。 一度は、食事したい憧れのレストランでありました。
私は、飲みに行くだけで、食事の機会はありませんでしたが、ここ数年食事をした方の感想を聞いてみますと、
「『景色』は、大変、素晴らしかった。」という方が殆どでした。
料理の写真を見せてもらったりしますと、わりに古風な盛り付け、伝統的なアメリカ料理という印象を持ちました。 最近の盛り付けのスタイル、演出は、少々派手すぎる感もありますが、『盛り付け』の写真を見る限り、お客さんの層がどういった方達なのか、容易に想像できます。
* 食べた事がないので、味についての個人的見解は言えません。 *
時代の流れなのでしょうか。それともビジネス上の事情なのでしょうか。閉めてしまった理由は、分かりません。
でも、その頃、皆が行ってみたいと思ったその場所、思い出の場所は、ありません。
人も40年以上働くと”引退”という現実が訪れます。
なので、私は、その場所に一言。「お疲れさまでした。カーネリアンルーム。」
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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