やっぱり蟹でしょう!
感謝際で七面鳥を食べ、一ヶ月後、この七面鳥はクリスマスで再び食卓の主役になります。初めてこの晩餐に招待された時は、アメリカ文化に触れた実感は、今でも覚えています。アメリカ人のハレの食事には、欠かす事のできない七面鳥です。
しかし、この時期は、やっぱり蟹でしょう!この街で試してほしい食べ物として今は、ダンジネスクラブ(蟹)があります。日本では、“アメリカイチョウ蟹”と呼んでいる様です。
まぁどれだけ有名な蟹かと言うと、フィッシャーマンズワーフという観光スポットの木製の巨大看板に描かれているし、只今工事中のベイブリッジという橋の市内最初の降り口の道路案内の表示にも登場。蟹の表示をたどって行くとフィッシャーマンズワーフに到着です。年間1千万人の観光客の方が、このエリアを訪れるのですが、間違いなくその方達は目にしている、あの蟹です。
サンフランシスコは、アラスカ寒流の関係で海水の温度は、一年通じて7〜10℃位で、海水浴には冷たすぎますが、これで蟹の身がしまって、年中美味しく食べられます。
業用蟹の解禁が今年は11月15日。2月までの間は、海水温が最も低くなるので、何はなくとも先ずは、蟹となる。私達が、口するダンジネスは、全てオスです。メスは卵を産むので海に帰さなければなりません。
主に塩ゆでして食べます。毛蟹、ズワイ蟹等の繊細さとは異なりますが、身は柔らかく、濃厚でふくよかな甘みが美味絶賛です。
欧米の方は蟹味噌を食べませんので、お店の方に身を外してもらうと見事に取り除いてくれます。嗚呼、もったいない。
茹でた蟹以外にも、蟹サラダ、蟹サンドウィッチ、蟹がらみの軽食をはじめ、
“クラブ・チャウダー”というメニューを発見した時は、スペルの間違いを指摘してしまいました。最初は、蟹のデザートかと勘違いした“クラブケーキ”もコロッケ風、ハンバーグ風と、レストランでは自慢の前菜としている。
お寿司屋さん等は、あえて空輸のタラバ蟹、ズワイ蟹を使っているところが多く“築地直送”とお薦めのネタとしている。当然、高級食材だけど日本で食べる事を考えたら、少しは気軽に頼める。
中華料理屋さんでは、蒸した蟹に生姜たっぷりのつけダレでいただく。
おもしろい食べ方では、蟹のニンニク油焼きです。
市内で2店舗あるベトナム料理屋さんで出している。知る人ぞ知る超有名店。
我こそは歩くかに道楽さん、塩ゆでに飽きたらニンニク焼き、お試しあれ。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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