そうだ、萬福寺さんに行こう。
宇治市の黄檗(おうばく)にある萬福寺さんに行って来ました。
萬福寺は、この夏JR東海「そうだ、京都 行こう。」の
キャンペーン寺院です。
寺院は、2000年の夏にも紹介されていました。
ポスターの言葉は、
「今まで見た京都のお寺とどこか違う・・・・。
そう感じる人は多いはず。
ここは1661年、中国の高僧、隠元禅師によって建てられ、
明の頃の禅宗スタイルを保つ黄檗宗の本拠地です。
総門の屋根に乗っているガンジス河の神獣マカラや卍くずしの匂欄など、
建物のディティールもまさに中国。
鎖国の時代でも人の心はオープンだったようです。」
・・・・・・・・・と綴られていました。
そう思ってみると、屋根の上の感じも、
少し違う感じがします。
今から約350年前、中国から来日した隠元禅師により開かれた、萬福寺。
禅師は、中国明朝時代の臨済宗を代表する僧で、
中国福建省にある黄檗山萬福寺のご住職をされていました。
63歳の時に弟子20名を伴って1654年に来られ、
宇治の地で、寺名を中国の自坊と同じ「黄檗山萬福寺」と
名付けられ開かれています。
僕はブログを始めて以来、あちこちの寺院を巡っていますが、
萬福寺さんは初めてです。
異国情緒を感じる寺院で、境内はとても広く
見所が多いです。
布袋さんや仏像の表情が、実に素晴らしいです。
境内には、沢山の蓮鉢。
これから次々と、花が咲き始めるでしょうね。
欄干も、中国風です。
この日は、空が怪しくなって、
暫くしたら大雨となりました。
なかなか止まない雨で、雨が上ったら夕方近くになっていました。
この時期の外出は傘がいりますね。
見所いっぱいの、萬福寺さん。
次回は、お天気の良い日に寄せて頂こうと思いました。
《萬福寺》
○ 所 〒611-0011 宇治市五ヶ庄三番割34
○ 参拝料 大人 500円・小中学生 300円 9:00~17:00
○ 駐車場 有り(普通車 最初の90分500円 超過30分ごとに200円)
○ 電車でのアクセス JR奈良線「黄檗駅」下車、東へ徒歩5分。
※そうだ、京都行こう。の言葉お借りしています。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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