紫陽花が咲き始めた、妙心寺・退蔵院。
妙心寺・退蔵院。
境内奥に広がる美しい庭園は、余香苑。
余香苑への門をくぐると、左手に白砂の「陽の庭」、
右手には黒砂の「陰の庭」があります。
庭園は奥に向かうほど緩やかな傾斜となり、
滝が流れ落ちています。
庭園奥にある、藤棚あたりからの眺めがとても美しく
紫陽花・菖蒲など六月の花が綺麗です。
退蔵院は、JR東海2013年・春の寺院として紹介されていました。
ポスターの文字は・・・
「平安の貴族達が山荘を置き、多くの草花を植えたこの辺りは
花園と呼ばれ、室町時代にこの地を愛しこの地の離宮を
禅寺に改めた法皇に花園法皇の名が贈られました。
その禅寺が妙心寺。約13万坪の境内にある40超の塔頭の中、
屈指の刹那かつ「元信の庭」「余香苑」で知られるのが ここ退蔵院。
(中略)
四季の花、滝や池や岩で強く優しく見事に構成された名園です。
JR京都駅からJR山陰本線で花園駅下車。
徒歩8分。如拙の傑作「瓢鮎図」が有名です。」
・・・・・・と綴られていました。
梅雨の退蔵院。
茶室、ひょうたん型の窓から、六月の庭園が見えました。
《退蔵院》
〇 京都市右京区花園妙心寺町35
〇 9:00~17:00(閉門) ※休園なし
〇 拝観料 大人500円、小中学生300円
〇 アクセス JR「花園」駅から徒歩約7分
京都市バス91・93号系統「妙心寺前」バス停より徒歩約3分
嵐電「妙心寺」駅から徒歩約10分
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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