【京都】キリシマツツジは満開「長岡天満宮」

公開日 : 2024年04月20日
最終更新 :
筆者 : Akio

花暦は桜の季節から次の時へと移りつつあります。
長岡京市の長岡天満宮・八条が池では、キリシマツツジが見頃を迎えています。(4月20日撮影)

長岡天満宮

長岡天満宮の建つ長岡京市は、都が置かれていた地で、平安京前の10年間は都が置かれていました。
長岡天満宮は、天満宮という名の通り菅原道真公が祀られています。
道真公は 太宰府へ左遷される時 この地に立ち寄り、
「わが魂 長くこの地に とどまるべし」と詠まれています。

キリシマツツジ咲く長岡天満宮の八条が池は、寛永15(1638)年に八条宮智忠親王によって
築造された灌漑用の池です。外周は約1㎞。
豊かな池を二分する中堤は参道として使われています。
長岡天満宮の「キリシマツツジ」は、樹高が約2.5mあり、推定樹齢は170年前後。

花言葉は燃え上がる愛

キリシマツツジは、九州の山ツツジとミヤマキリシマを交配して生まれたツツジ。
鮮やかな紅色が映えています。
キリシマツツジは桜と同じく見頃期間が約1週間くらいと、とても短いのが特徴です。

宮司さんのお話では「昨年よりは少し遅いが、ここ最近は例年よりも早く
満開を迎えています。雨に打たれると弱ってしまうので、今の満開のうちに是非ご覧いただきたい」
と話されています。

朝の7時頃に行ったのですが、沢山の方が来られていました。

「錦水亭」のある景色

こちらの風情ある建物は、明治14年(1881年)創業の筍料理の老舗 「錦水亭」。

長岡天満宮の建つ長岡京市は筍の産地です。
春は朝堀りの、たけのこを使った「たけのこ料理」が楽しめ、
夏・秋・冬には厳選された旬の素材を使った京料理が楽しめます。

見頃を迎えた長岡天満宮・八条が池のキリシマツツジでした。

長岡天満宮・八条が池

住所
京都府長岡京市天神2丁目15-13
アクセス
阪急京都本線「長岡天神」駅下車徒歩約10分
散策自由

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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